西本願寺での能とお茶会


先日、西本願寺で親鸞聖人降誕会(ごうたんえ)の能とお茶会のチケットを頂戴し、見学する機会がありました。
お茶会は、飛雲閣で行われました。飛雲閣は「京の三閣」の一つと言われ、金閣・銀閣と並び称される楼閣です。今年は、親鸞聖人750回大遠忌法要が行われている期間とその前後一日は、志納を納めれば誰でも書院とともに見学することができます。飛雲閣と書院は素晴らしい建築や名勝庭園(虎渓の庭)が見られ、京都でも有数の豪壮さがあります。世界遺産ですが普段は一般の方はなかなか見ることができず、大変貴重な機会ですので、是非訪れて頂きたい場所です。(なお、唐門は常時見学可能です。)
さて、個人的には能を見るのは初めてでしたが、大変に面白く、まさに芸術の最高峰の一つだと感じました。歴史の趣がある南能舞台(重要文化財)での開催だったのも尚更でしょう。書院の対面所には相当数の人数が入れますが、演目の合間に人の出入りもあります。私は最終的に最前列から2-3列目まで移動することができ、かなりよい位置で見学させていただけました。12時半~16時までの長丁場ですが、演目は「田村」と「羽衣」に間には狂言も入り、印象としてはあっという間に時間が過ぎて行きました。
飛雲閣でのお茶会も大変多くの人が来られており、20人ほどが交代で頂いて行く流れです。飛雲閣は聚楽第の遺構とも言われ、見る位置によって受け手の印象が大きく変わります。楼閣は三層構造で階段状になっていて、それは秀吉がそれぞれの階で上座に座り、その上に誰も立たせないためだとも言われています。今回は一層目の「船入の間」の中でお茶を頂き、僅かながらも往時を偲ぶことができました。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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