京都の灯台 京都タワー


5月最終日の京都は、久しぶりに青空が見られた散策日和でした。
と言うことで、京都迷宮パズルを無事攻略。前回は2問しか解けませんでしたが、コツをつかんだのか今日は順調に最後まで攻略できました。素直に論理的に答えを導き出すのがポイントのようです。カンやあやふやな根拠では外すので、明快な答えが出るまで動かず焦らずじっくり考えるとよさそうですね。
さて、その途中に立ち寄った京都駅。空にそびえる様子はまさに灯台です。
京都タワーは、よく「和ろうそく」だと言われますが、本当のモチーフは灯台です。青空とタワーだけの写真をじっと見ていると、海辺にいるような気がしてきませんか?タワーは、1964年東京オリンピックと新幹線の開通と同じ年に完成しました。当時はまだ高いビルは少なく、京都の家々の屋根を波に見立てて街を照らす灯台をイメージして建てられたのです。
構造はモノコック構造と呼ばれる鉄骨を一切使わない工法で、強風や地震にも強いと言われています。高さは131m。ビルが31m、そこから上のアンテナのてっぺんまでが100mとなっていて、展望台の高さもちょうど地上から100mの場所。
展望台に上ると、そこは望遠鏡が無料で見たい放題の空間です。しかも倍率が高く、京都駅前で手を振れば間違いなく誰かまで分かります。そう、駅前を歩くときはタワーから見られていると思って行動した方がよいでしょう。
京都タワーは年中無休で夜21時まで開いているという献身的な観光施設。タワーから沈む夕日を見る瞬間は贅沢なものです。タワーホテルや京都駅の観光案内所で割引券を配っていますので、もらってから行くと大人は120円引きになります。京都にお住まいの方も、是非一度行ってみてほしい場所です。ちなみにマスコットの「たわわちゃん」は「ひこにゃん」と同じデザイナーが作ったものです。
 

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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