平野神社のパワーストーン


パワースポットが話題になる昨今。金閣寺や北野天満宮の近く、桜の名所として知られる平野神社には、まさにパワーを持った不思議な石があります。
「すえひろがね」と呼ばれるその石には、何と!磁石がくっつきます。ちゃんと石には磁石が付けてありますので、自分の手で強力な磁力を感じることができます。この石は東北地方から奉納されたそうで「餅鉄(べいてつ)」と呼ばれるものです。
餅鉄は磁鉄鉱という種類の鉱物が、川に流され丸みを帯びたもの。通常は握りこぶし大までのものしか採取されないそうで、ここまで大きいものは珍しく、日本最大のものだと言われています。これぞ、ある意味最強のパワーを持った物体でしょう。
社務所では、パワーストーンのお守りも授与していただけます。
さて、少し歴史の話をします。平野神社は、もとは平城京の皇后(高野新笠)の御殿にあった神社で、長岡京を経て平安遷都時にこの地に移されたとされています。高野新笠は百済系の人物で、第一の祭神「今木神(いまきのかみ)」は百済の先祖を神格化したものだと言う説もあります。
高野新笠の子が、平安遷都を行った桓武天皇。つまり平野神社は朝廷にとっても大切な神社で、源氏や平氏など諸氏の氏神としても信仰されました。
平野神社は、現在は桜の名所として広く知られています。ソメイヨシノの時期には夜桜が美しく座敷も出るため、東が円山公園ならば西は平野神社と言われています。3月下旬には門前の魁桜(さきがけざくら)が美しく、約1カ月にわたって何かの桜が咲き誇る姿を見られるでしょう。
祀られている神様も独特です。今木神は今を生きる力を与えてくれる神様。久度神(くどのかみ)は、生活に困らないように導いてくれる神で竈(かまど)の神様。古開神(ふるあきのかみ)は、邪気を払ってくれる神様、比売神(ひめのかみ)は、新しいことを生みだしてくれる女性の守り神。それぞれの神様は活力・やる気につながる印象。ご利益でもパワーを頂ける場所のようです。
 

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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