楊谷寺 回廊のアジサイと庭園


26日は、長岡京市の山間部にある楊谷寺(ようこくじ)へ行ってきました。
この土日は「あじさいまつり」が開かれており、駅からシャトルバスも出ていました。途中の竹林がとても美しい道中です。普段は車がないと行くために1時間ほど山道を歩かねばなりませんが、ありがたい配慮。バスを使う人も大勢おられました。
楊谷寺は観音道場で、清水寺を開いた延鎮によって開山された後、弘法大師・空海も参詣したと伝わります。観光では府の名勝庭園とアジサイ・紅葉が知られています。また、弘法大師ゆかりで眼病に効くと伝わる独鈷水(おこうすい)も残っています。このお寺は今でも現役の信仰の場所としての雰囲気が漂い、世俗を離れて遠くへ旅行へ来た気分になります。
眼病平癒に霊験あらたかと言われる本堂の十一面千手観音と、奥ノ院には中御門天皇が父母の追善のために造った安産・子授けにご利益のある観音様があります。二十八部衆も並んでいて、最初に目があったのが自分の守護になるとお寺の方にお聞きしました。ちなみに、私は「帝釈天」。これは心強い。

府の名勝庭園は十三仏に見立てた石を大胆に配置した池泉観賞式の庭園で、お抹茶を頂きながら眺めるのが大変おすすめです。この日もやはり人気だったようで、午後2時過ぎにはお茶菓子が無くなってしまったようです。代わりに、落雁を出していただけました。

アジサイはお茶を頂く庫裏から奥ノ院へと向かう長い回廊の途中にあります。この回廊がまるで探検しているような気分にさせてくれ、雨でも安心してアジサイを眺めることができます。また、通常の徒歩で奥ノ院へ上る道すがらにもたくさんのアジサイがあります。今年は例年より開花が遅く、お寺によると7月上旬まで楽しめるのではとのことです。

楊谷寺は紅葉の時期も大変美しく、おすすめです。名勝庭園も赤く染まり、静かに眺めながら頂くお抹茶はまさに格別!奥ノ院周辺も大変美しい光景となります。何度か訪れていないと気付きにくいですが、庫裏に上る時は備え付けの袋靴に靴を入れて回廊を上がり、奥ノ院で靴を履いて徒歩で降りてくることもできますよ。

仏像も近くで見ることができ、庭園とアジサイを眺めるための拝観料も必要ありません。ちなみに駐車場も無料で、参拝者に配慮して頂いていることもよくわかります。私の好きなお寺の一つです。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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