東福寺・天得院の桔梗と杉苔の庭


特別公開中の東福寺の天得院へ行ってきました。杉苔の庭に桔梗が美しく咲いています。暑い一日でしたが、お庭から玄関へと風が通り抜け、涼しさを感じさせてくれました。
天得院は、室町時代(お寺のガイドブックでは南北朝時代と表記)に東福寺の無夢一清(むむいっせい)禅師によって創建されました。
秀吉の時代には文英清韓(ぶんえいせいかん)が住持となり、やがて秀頼の求めに応じて方広寺の鐘の銘を選んだのですが、それが有名な「国家安康 君臣豊楽」でした。鐘銘は徳川を呪うものとして豊臣家の滅亡へと繋がり、天得院も壊されてしまいます。その後、江戸時代の中ごろに再興され現在に至っています。
桃山時代に作庭されたお庭は枯山水で、杉苔に今の時期は桔梗が美しく咲きます。華頭窓からの桔梗や灯篭も、風情を感じさせてくれます。夜にはライトアップもあって、昼間とは違った雰囲気で迎えてくれます。室内は「蚊」への対策もされていますが、ご自身でもされておくとなおよいでしょう。特別公開は7月17日まで。拝観料は500円です。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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