妙心寺 退蔵院のリアル「楓図」


妙心寺の退蔵院へ行ってきました。ここはどの時期でも美しく、今は蓮の花も咲いています。加えて、毎回気になってしまう場所があります。それが写真の場所。松の幹と楓の葉がうまく合わさって、まるで長谷川等伯の「楓図」のように見えます。

楓図は智積院で見られる長谷川等伯の傑作の絵です。私の個人的な思い入れは、以前にブログで詳しく書きました。いかがでしょう?似ていませんか?秋の終わりに色づくころには、もっと似通っているのでしょう。

振り返ってみれば、退蔵院へは紅葉の時期にも一度来たことがありましたが、その時はカメラを持っておらずに写真を撮っていませんでした。残念です。今年は再び秋に訪れて、躍動する「楓図」をお届けしたいと思います。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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