原谷苑 紅枝垂れ桜が見頃!


本日(13日)は、原谷苑へお客様をご案内してきました。京都に桜の名所は数あれど、中でも原谷苑の視界を包み込むほどの紅枝垂れ桜の密度は群を抜き、多くの方が口々に「すごい!!」「綺麗!!」と歓声を上げるほどの場所が原谷苑です。

入苑料は桜の開花状況によって変わりますが、今日は平日としては最高の1200円となりました。まだ満開前ではあるものの、それでも十分に見頃。明日からの土日には期間中でも最高の1500円となります。京都の観光地でも4ケタの料金はなかなかありませんが、しかし、この圧倒的な美しさには、見合う価値があったと言って帰られる方が多くおられます。入苑料が高い時にこそ、歓声を上げるほどの圧倒的な光景が待っていてくれるでしょう。

原谷は金閣寺辺りから一つ峠を越えた場所にある開拓地。かつては山林や荒れ地でゴミも捨てられていたりと、開拓は困難を極めたそうです。その中で原谷苑を運営している村岩農園は、多くの植物を開拓地に植えて行きましたが、土地の養分も乏しかったためほとんどが根付かなかったそう。そのような厳しい環境の中で生き残って行ったのが、桜の木。当初は身内だけで花見を楽しんでいたそうですが、人づてにその美しさの評判が広がり、桜の時期には一般公開されるようになりました。この美しい桜は開拓の苦労によって生み出された光景。先人たちには、本当に感謝したいと思います。

原谷は道が狭く、原谷苑の周りには駐車場がありません。徒歩でも行くことはできますが、途中は厳しい坂道が続き、距離もあるためお勧めではありません。とすると、行く方法は「路線バス」「タクシー」と「無料シャトルバス」になります。路線バスは普段の市バスよりも一回り小さい、マイクロの「M」がついた「M1系統」がありますが、本数が1時間に1本ほどと少なく、計画的でないと使いづらい面もあります。タクシーは道中の混雑状況によりますが、金閣寺付近から1000円程度で行けると思います。無料シャトルバスは、金閣寺近くの西大路通に面した駐車場の前から出ており、頻度もあります。ただし、運行時間は「11時から15時」まで。運行期間は今年は22日までです。この無料シャトルバスは年々車両が大きくなって乗れる人数が増えており、5年ほど前は数人乗りだったものが、今や補助席を入れれば30人近くは乗れそうなバスで運行しています。

原谷苑の素晴らしいところは、シャワーのような紅枝垂れ桜だけでなく、足元に咲くユキヤナギやツツジ、レンギョウ、ボケなどの花々も美しいことです。上も下も見わたす限りの花花花!!これぞまさに百花繚乱!!行けども行けども花が待っています(笑)それらの様々な色彩が、濃いピンクの紅枝垂れ桜をいっそう引き立てています。原谷苑の満開はいよいよこれから。向こう一週間は楽しめることでしょう。予約をしておくと、お食事を頂きながら桜を眺めることもできます(ただし満開時は競争率が高いそう)。是非、一度は見て頂きたい光景です!!

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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