桜吹雪の京都 散りゆく花


京都は各地でソメイヨシノの桜吹雪が盛りです。天気は16日の夕方から17日にかけて雨が降りやすくなる予報。そろそろ今年の見納めとなるところも多くなりそうです。今回は各地の桜が散りゆく様子を、写真や動画でご紹介します。

14日は、お客様をご案内して各地を巡ってきました。中でも西陣で立ち寄った本隆寺では、境内に散る桜が映画のワンシーンのように美しく舞い続け、桜吹雪は降り積もり、一面淡いピンクの「雪」の世界を作り上げていました。これほど美しい光景に出会えたことは本当に幸運でした。

知恩院では、三門前の桜が美しく散っていました。三門は黒く、白い桜との明暗の差で大変に美しく桜が際立って見えます。春は空気中に浮遊する塵や黄砂などの影響で空が白っぽくなったり、あるいは曇り空で桜の写真を撮り辛いことも多いのですが、知恩院の三門の桜は天気に関係なく、常に美しい様子を写真に収めることができる場所。そこに桜吹雪となれば、目の前の光景が現実とは思えないほどに美しすぎる場面となります。通りかかる人たちは口々に歓声をあげていました。

清水寺でも三重塔下の池で桜吹雪となり、風向きの影響で桜の花びらが池に張った白い氷のように埋め尽くしていました。雨上がりで空気も澄んで、青く快晴の空に桜が舞い池へと降り注ぐ・・・。一年の間でも何度も見られない最高の光景に出逢うことが出来ました。

桜の花びらはやはり無限にあるわけではありませんので、桜吹雪は本当に儚い限りある光景です。天気は16日の夕方から雨が降りやすくなるため、16日日中までで桜吹雪も見納めとなる可能性が高そうです。高瀬川や白川、琵琶湖疏水、哲学の道にも桜の花びらが流れて、大変に趣のある眺め。桜が雪のように散りゆく光景は動画がありますので、是非ご覧ください。

ただ、京都の桜はこれで終わりではありません。先日ご紹介した原谷苑や、平安神宮神苑、龍安寺の石庭、妙心寺・退蔵院の紅枝垂れ桜などはまさに今が満開!!八坂の塔や地主神社にも遅咲きの桜が咲いています。仁和寺の御室桜もありますし、山沿いの大原や善峯寺もこれからが見頃。雨宝院や堀川沿い、千本閻魔堂などなど、他にもここがあそこがと書き出せばいくつも桜の見どころはあります。京都の桜は後半に入っていますが、これから楽しめるところも多くありますので、是非開花情報をご参考にお越しください。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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