連日の猛暑と台風


31日も京都は37.3℃を記録しました。この5日間で4日が37℃以上と連日の猛暑が続いています。

気温を聞くだけでクラクラしてきそうですが、今日は八坂神社の中にある疫神社で夏越祭が行われました。長刀鉾のお稚児さんも毎年私服姿で参列されます。茅を抜き取って小さな茅の輪を作る光景もおなじみですね。祇園祭が終わると、いよいよ8月。幻想的な明かりが灯る夜の行事が多いのが8月の京都。涼しくなる夜に京都を訪れるのもおススメです。

さて、京都は連日37℃を超えて厳しい暑さ。今日は朝から青い空が広がり、全国的にも猛暑日の観測点が今年最多を記録しました。朝からよく晴れているときは気温が上がるため要注意です。しかし、今日は過ごしやすかったという人もいることでしょう。この違いは、空気の乾燥度合いにあります。37.5℃を記録した28日は湿度が40%台でしたが、今日は37.3℃を記録しながらも20%台にまで下がり、空気はかなり乾いていました。体温調節に欠かせないのが汗。湿度が低いほど汗も渇きやすくなって体温を下げる効果を高め、見た目の気温は高くとも意外と過ごしやすくなるのです。反対に気温が33℃程度でも湿度が高いと熱中症の危険度は上がります。天気予報では湿度をお伝えすることはまずありませんが、湿度を加味した熱中症指数を参考にするのも一つの手段です。いずれにしても熱波はもはや災害です。早めの水分・塩分の補給や休憩をとるように心掛けて下さい。

そして台風10号が九州に近付いています。台風が猛暑を強める役割を果たすこともありますが、今回は東へ行くほど高気圧の勢力がしっかりしていて、その縁を回るように九州の南をかすめて黄海方面へと進んで行きます。九州の鹿児島では明日の夕方から夜にかけてご注意ください。一方で、台風の影響で雲が広がり、京都の猛暑も明日はひと段落(しかし非常に蒸し暑いです)。その後、土曜日くらいまでは再び暑さが戻ってきますが、日曜日から来週前半は高気圧が後退し、天気が崩れる見込みです。暑さが落ち着く分、今度は大雨に警戒が必要となります。梅雨明け後の8月の豪雨災害も意外と多く、海や山へとお出かけの方は気象情報に十分ご注意ください。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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