木漏れ日射す 高桐院の参道


先日、ふらっと大徳寺・高桐院の参道を覗きにいくと、緑の参道に木漏れ日が射して非常に美しい光景でした。

最初は天気の話。台風16号が発生しました。この台風は来週前半、恐らく連休明けに日本付近に近づいてくる可能性があり、今後の動向には注意が必要です。また、台風は離れていても湿った空気を送り込んで、連休は天気がぐずつきそうです。それにしても、日本の東では高気圧が強い。真夏の最盛期並みの強さの等高線には驚かされます。今のところ、少なくとも台風が過ぎ去るまでは本格的な秋の気配は無く、日中を中心に蒸し暑い日が続きます。

この日は、早起きをして上賀茂神社へ烏相撲を見に行きました。その帰りに寄った高桐院。こちらの参道は、スピルバーグ監督も感銘を受けたといわれ、ファンが多い場所です。秋の紅葉も素晴らしく、多くの方の目を楽しませてくれます。こうして気軽に京都らしい場所へと立ち寄れると、京都に住んでよかったと思います。

その足で向かったのは、西陣にある本隆寺の境内。毎年大きなサルスベリ(百日紅)が花を咲かせます。まだ咲いているかなと思いながら境内を覗くと、なんのなんの立派な花が迎えてくれました。西陣のお寺は桜の時期も美しいですが、夏の花が多いのも特徴です。この日は妙蓮寺の芙蓉もまだまだ元気に花を咲かせていました。

牛若丸が東国へ旅立つ際に無事を祈願したという首途(かどで)八幡宮の脇にも色の濃いサルスベリが咲きます。本当は隣の桜井公園に生えている木ですが、ちょうど石標と一緒に写せる場所にあるのです。四季折々に魅力が隠された京都の街。同じ場所でも、ふらっと立ち寄ってみると、新しい発見があることがあり、その度にまた京都を好きになっていきます。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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