台風と秋の訪れ


台風16号が蒸し暑い空気を運んできました。一方で、台風が秋の空気も運んできます。

台風16号が沖縄を通過し、この時間(16日22時)は九州の東部沿岸部が暴風域に入っています。台風の勢力圏は一般的には強風域ですが、より大きく見ると、風の流れの中に台風を中心とした回転を見出すことが出来ます。今日の京都はその台風の回転の流れの中に入っていて、青い空に雲が勢いよく流れて行きました。遠くは中国大陸から東は関東辺りまで同じ流れ。このように台風は強風域の円よりも広い範囲の空気をかき乱すため、大気の流れを大きく変える存在です。

台風はこの後、朝鮮半島を経て大陸へと熱帯の空気を運んだあと、反動で大陸からの寒気を連れてきます。その空気の境目が前線となって18日~19日にかけて日本に雨を降らせ、いよいよ文句なしの「秋」がやってきます!特に来週末は、爽やかな秋空の下、気持ちよい晴れが広がる見込みです。

17日と22日・23日には萩まつりが行われる梨木神社。萩はまだまだ1分から2分の咲き具合。萩まつりで俳句が書かれた短冊が結ばれた萩を見ると、いよいよ秋が来るなという気持ちになります。今週半ばからの気温の低下で、週末には咲き進むことを願いましょう。

一方、出町柳の常林寺はずいぶんと咲き進んできました。今夜は萩供養とアコーディオンのコンサートも行われています。常林寺には紅白の萩がちょうどよく混ざっており、境内一面に茂る様子はまさに秋の風情です。お近くに行かれた際は、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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