松尾大社 観月祭 2012年


中秋の名月の前日の29日には、松尾大社観月祭が行われました。

29日の夜は台風接近の影響で雨が降り、残念ながら月を眺めることができませんでした。それでも京都各地で行われた観月の催しは、多くの方を楽しませてくれたようです。昨年の私は、あちこちのイベントを覗くために京都中を走り回ったので、今年は1か所でゆっくり見ようと決めており、選んだのが松尾大社でした。実は昨年も訪れていたのですが、他の場所に時間をかけ過ぎて、到着した時にはすでに行事は全て終わった後でした。今年はそのリベンジの意味もあります(笑)

松尾大社の観月祭では、先着500名に月見酒まんじゅうと月見酒が振る舞われました。兎の模様が押された可愛らしいおまんじゅうです。今年は天気が雨ということもあって、数は少し余っていたようでした。

また、重森三玲の作庭による松風苑がライトアップされました。年に数回チャンスがありますが、お庭は昼間とは全く違った印象で、拝観コースも異なります。特に蓬莱の庭は普段とは違って室内から座って眺めることができ、ライトアップの明かりも光の強弱があって、とても幻想的で美しい光景でした。

拝殿ではお箏や尺八、和太鼓の演奏が奉納されました。お箏や尺八は音色が美しく、私もお箏を弾きたくなりました。毎年お月見の時期はそう思います(笑)和太鼓も太鼓がずらりと並んで迫力があり、元気がよく素晴らしい技術で軽快なリズムを刻んでいました。それぞれの演奏の様子はブログの最後に動画もありますのでご覧ください。

この日は雨が降って月は厚い雲の向こう。しかし境内は多くの方で賑わって、この雰囲気で空に月が昇ればまさに最高だと感じました。京都ではいくつもの社寺でのお月見のイベントが行われます。家で家族と静かに眺めるもよし、こうして普段は触れる機会の少ない音楽に触れて過ごすのもよいでしょう。機会がありましたら、是非京都のお月見にお越しください。なお、松尾大社の観月祭は参加費1000円が必要です。他の場所では無料のところも多くありますよ。


ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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