南禅寺 天授庵の紅葉 2012年


いよいよ今週末から京都の紅葉シーズンが本格的に始まりました。東山でも最も紅葉が速く見ごろになるのが南禅寺の天授庵。今週末一押しのお寺です。

最初に断っておきますと、ライトアップ以外の写真は本日(10日)に撮影したものです。多くのところがまだ色づき始めの中で、天授庵の紅葉は群を抜いて早く、真っ赤に色づいてきています。日当たりがよいからなのか、あるいは種類が他と少し違うのかもしれません。いずれにしても、毎年一足早く色づいて、東山に紅葉シーズンの訪れを告げてくれるお寺です。なお、早く色づくのは天授庵の枯山水のお庭で、池のある方はまだまだこれからです。

天授庵の魅力については昨年のブログにも熱く書いていますので、是非ご覧ください(笑)四季折々に美しい天授庵は、枯山水のお庭と池泉回遊式のお庭を両方楽しめてしまうのも素晴らしい。紅葉もレベルが高く、昼間とライトアップとでは拝観コースが変わり、どちらも抜群に美しいお庭を眺めることが出来ます。昨年、京都の約250か所の紅葉を見てきた中でも、総合力では5本の指に入れたいのが天授庵の紅葉。南禅寺や永観堂へと行かれて、天授庵を見ないで帰るのは本当にもったいない!!なお、天授庵のライトアップは15日~30日まで。つまりまだ先ですのでご注意ください。ライトアップについても、昨年のブログで魅力を書いていますが、今年もまた見に行くと思います。

京都の紅葉はなぜ美しいのでしょうか。私なりに考えてみました。まずは気候。盆地で寒暖差が大きく、池や川の適度な湿度が紅葉の色付きには適しています。次に庭園美。楓が庭園の一部として計算しつくされて配置をされ、苔や木々の緑、白砂、建物の黒や茶色とのコントラストが紅葉をいっそう引き立ててくれます。最後に非日常の空間であること。社寺という普段は訪れない空間で、家族や恋人・友人と「旅行」をしながら眺めることで、心にその美しさが染み渡るに違いありません。

いよいよ始まった京都の紅葉シーズン。昨日のブログにも書きましたが、全体的には来週末からが見ごろとなります。強い寒気も入って来ますので、特にライトアップへと行かれる方は、暖かい服装でお出かけ頂き、体調を崩さないようにご注意下さい。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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