美しき詩仙堂の紅葉


23日に一乗寺界隈のお寺を巡って来ました。中でも最も人気を集めるのが詩仙堂です。

今日26日は冷たい雨の一日でした。この時期は一雨ごとに季節を進め、明日27日の予想最高気温は9℃。もしその通りになるとなんと「1月中旬並み」という真冬の寒さです。天気は時雨れやすく、市街地でも雪が降る一歩手前。初雪の可能性も僅かにありますが、基本的には雨で経過し、虹が出る時間帯もあるかもしれません。一方、比叡山では積雪にも十分にご注意ください。市街地からも山々が白く見える可能性があります。

さて、一乗寺界隈も紅葉が美しいお寺が多くあり、散策にはお勧めです。詩仙堂はその中でも一番人気で、ひなびた小さな門をくぐって入る参道は京都らしく、期待を高めてくれることでしょう。詩仙堂の一番の特徴はお庭の作り。建物は凹凸窠(おうとつか:でこぼこした土地に建てた住居の意味)とも呼ばれるように、高低差がある土地にお庭が広がっています。作庭した石川丈山は59歳で詩仙堂を造営し、三十余年の余生を過ごしました。

詩仙堂の見どころはなんといっても建物からの庭園の眺め。白砂とサツキの刈り込みの奥に広がる紅葉が遠近感をもち、白・緑・赤・黄色と各色彩が合わさって、まるで一幅の絵のように目の前に広がります。座る場所によって景色が変わりますので、どこに座るか迷ってしまいますね。

詩仙堂は四季折々に美しく、人々を魅了して止みません。最後に、その魅力をお箏と尺八(ここではフルート)の演奏に乗せて紹介している動画を掲載しておきます。曲名は池上眞吾氏作曲の「沙羅の花」。京都の風景によく合う美しく澄んだ曲で、私も学生時代に何度も何度もこの曲を練習し、披露したことを思い出します。是非、聞いてみて下さい。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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