青蓮院の夜間特別拝観


30日に、青蓮院の夜間特別拝観へと行ってきました。晩秋の紅葉とともに、青い光が境内を照らしています。

数ある京都の夜間拝観・ライトアップの中でも青蓮院の夜間拝観は特別なものがあります。というのは、青蓮院のご本尊は日本でも唯一の「光の仏様」、熾盛光(しじょうこう)如来だからです。熾盛光如来の化身でもある不動明王も火の鳥・迦楼羅(かるら)の炎の光をまとっていて、青蓮院は光とは非常に深い宗教的なつながりを持っています。

境内の宸殿の前では幻想的な青い光が強弱を繰り返しながら光を灯し、大きな楠も赤や緑に照らされます。この日は月も輝いてまさに境内は優しい光に包まれていました。青蓮院のお庭は建物からの眺めを楽しんだ後、そこを歩いて眺めることが出来るのも魅力です。

夜間拝観では昼間とは拝観コースが大きく異なります。華頂殿はお茶席となり、小御所も一部しか歩くことはできませんのでご注意ください。小御所へと続く廊下からはちょうど月も美しく見え、残った紅葉とあいまって散り際の輝きを見せてくれました。

青蓮院の晩秋に色づくのは、霧島の庭にある黄色の楓。木は参道に覆いかぶさり、落ち葉が参道に程よく散って彩りを添えます。この日も、多くの方がこの場所に来て歓声を上げていました。青蓮院の夜間特別拝観は12月9日まで。晩秋の京都を楽しめる場所です。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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