山科義士まつり 忠臣蔵の再現劇


12月14日に行われた山科義士まつり。今回は、太秦映画村の役者さんらによって行われた忠臣蔵の再現劇の様子です。

3回にわたって紹介する、山科義士まつり。今回が最終回です。毘沙門堂からの出発の場面や、連判状改めの場面は前回までのブログをご覧ください。さて、ヒカリ屋駐車場では、太秦映画村の役者さんによる忠臣蔵の再現劇も行われます。まずは、殿中での刃傷沙汰の場面。音響演出も本格的で、演技も当然迫力があって非常に見えごたえがあります。こうした本格的な再現劇が披露されるのが山科義士まつりの特徴の一つ。全国の義士関連の行事の中でも珍しいのだそうです。

再現劇は三つの場面に分かれていて、合間には舞踊列による踊りも披露されます。演目は「元禄花見踊り」と「大石音頭」。扇などをも使った、親しみやすい踊りでした。山科義士まつりは様々な世代に活躍の場がある、地域の方によるお祭りです。

刃傷沙汰の場面の次は、浅野内匠頭の切腹の場面。白装束の内匠頭が辞世の句を詠み、介錯役の方もおられて、こちらも迫真の演技が光ります。

最後は、いよいよ吉良上野介を四十七士が打ち取る場面です。こちらは主に、義士隊の参加者によって行われ、台詞や演技もしっかり練習されて臨まれるそうです。そして見事に吉良を打ち取ると、吉良の首が槍に付けられるという演出も。こうして本懐を遂げた義士隊は、最後に勇ましい勝ちどきをあげて劇は終了しました。

ひと仕事を終えた義士隊はここで食事休憩に入りますが、各々ご家族の方と記念撮影をされたりと、和気あいあいとした雰囲気です。中には、親子で義士隊と子ども義士隊を務めている方もいて、写真撮影の場面には微笑ましいものがありました。この後、義士隊は岩屋寺や大石神社へと向かっていきます。そちらの様子は昨年のブログに詳しく書きましたので、よろしければご覧ください。山科義士まつりは、地元の方によって盛り上げられていて、笑顔の多いお祭りです。機会がありましたら、是非ご覧になってみて下さい。



ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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