京都水族館 オープン一周年


京都水族館が3月14日でオープン一周年を迎えました。イルカたちは一年前と比べるとずいぶんと慣れて、伸び伸びと遊んでいました。

関西では海遊館のリニューアルがCMやニュースでも紹介されています。水族館は青色に包まれた非日常の空間として人気が高い場所ですね。京都水族館もオープン一周年を迎えました。オープン当日の第一回目のイルカパフォーマンスの様子は昨年のブログでご紹介しました。1年経って、イルカたちの様子はどうなのか。今回も最後に動画がありますので、彼らの順応ぶりをご覧下さい(笑)

まずは気になるその人気。水族館は広い梅小路公園内にあり、SLもあって、子どもたちが喜ぶ要素が満載です。ということで、遠足でよく使われていて、水族館も多くの子どもたちで賑わっていました。イルカパフォーマンスの人の入りも、見た目上は平日でも8割・9割ほどの席が埋まっていて、日によっては立ち見となるそう。人気はまだまだ衰えていないようです。カップルや家族連れもたくさん見かけます。

展示では特に大きな変更はありませんが、以前ご紹介した「夜の京都水族館」は、たいへん楽しかったので、また機会があれば足を運んでみたいですね。また、3月12日にはミナミアメリカオットセイの赤ちゃんも生まれたそうです。この前まではペンギンの赤ちゃんもいました。こうして、京都水族館でも新しい命が増えているようです。

さて、やはり一番気になったのがイルカの様子。1年前のオープン時と比べてどうなのか?まず驚いたのが、水槽や環境に慣れて自由気ままにプールの中を遊びまわっていること。なんと自発的に突然ジャンプをし始めて、子どもたちは歓声を上げて大喜びでした(笑)ただ、ザッパンザッパンと水しぶきを飛ばしますので、水槽の近くを歩く際は気をつけて下さい。

さらには、水槽を拭いている飼育員さんに甘えるように寄って行ったり、プールに注がれる水を浴びに行ってみたり、プールサイドに上がっては滑ってみたりと、本当に楽しそうに遊びまわっていました。まるでプールの中に、無邪気な子どもたちがいるかのようです。この様子は動画がありますので、ご覧下さい。

ショーのプログラム自体は一年前と同じ内容ですが、大きく異なるのがジャンプの高さです。オープン当日の動画と見比べると一目瞭然で、水槽や環境にも慣れて思い切って跳んでいるようです。その分迫力もあって子どもたちが喜んでいました。できる芸も少し増えていて、グルグルと回転しながら泳ぐ場面では、子どもたちから「ドリル!」と声も上がります(笑)

イルカパフォーマンスは、きっとこの先も新しいプログラムになっていくのでしょう。実はまだ参加していないイルカもいるようですので、元気な姿を見せてくれるかも気になるところです。オープン一周年を迎えた京都水族館。子どもたちからの人気は衰えていませんが、この先も何度も足を運びたくなるようなスポットとして、京都を盛り上げていってほしいですね。



オープン初日と見比べてみると、ジャンプの違いが分かります↓

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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