本格的な桜シーズンの始まり!京都 早咲き桜が開花 


今日19日は23.2℃まで気温が上がり、京都各地で早咲き桜が開花して来ました。一部で早くも見頃とよべる場所もあり、いよいよ本格的な桜シーズンが始まりました。

先日のブログで春が猛スピードで近づいていると書きましたが、京都も2日前まではほとんど咲いていなかった早咲き桜が一気に開花して、いよいよ本格的な桜シーズンが始まりました。今日は各地の桜を見てきましたが、ここでは全てご紹介できないと思います。今日の各地の桜や日々の桜の様子はFacebookでご紹介していく予定ですが、Facebookのアカウントをお持ちでない方でもご覧になれますので、是非京都旅屋のFacebookページをご覧になってみてください。

さて、今日最も綺麗だと感じたのは、烏丸下立売にある平安女学院の枝垂れ桜です。この時期は2-3日外に出ないと浦島太郎になりそうですが、「まさか」の美しさにただただ感動するばかり。実は今日は最初にこの桜を見て、慌てて「京都の桜の様子を見に行かねば」と予定を変更してあちこち走り回ってきた次第です(笑)平安女学院の枝垂れ桜は烏丸通に面して目立つ桜で、京都に本格的な春の訪れを告げてくれる桜です。

京都の早咲き桜といえば、京都御苑の近衛邸跡のイトザクラが知られます。こちらも17日に開花していたのは見ていましたが、この暖かさで一気に花開き、既に十分美しさを楽しめる範疇に入ってきています。イトザクラはシダレザクラの別名で、近衛邸跡のイトザクラが咲けば京都の他の場所のシダレサクラ(ベニシダレザクラ)も咲きだします。逆にいえば、近衛邸跡の桜だけが京都で早く咲くわけではありません。近衛邸跡には遅咲きの八重紅枝垂れ桜もあり、全体的に長く桜が楽しめるのも特徴です。

京都御苑では梅林も見頃で、桃林では花桃も開花してきています。出水の小川の向かいにある枝ぶりの美しい枝垂れ桜も開花し、辺りは桜・梅・桃と春を代表する三種類の花々を楽しむこともできます。宗像神社でも早咲き桜が開花していますので覗いてみて下さい。それにしても昨年と比べると10日ほどペースが速く、昨年は4月3日に開花したソメイヨシノですので、開花日は3月24日頃と推測できますね。

さて、平野神社では魁(さきがけ)桜も開花しました。その名の通り、平野神社にも多いソメイヨシノに先駆けて咲きますが、「京都の他の桜に先駆けて」というのは誤りです。京都では魁桜も近衛邸跡も、祇園白川も醍醐寺もほぼ同時期に咲くので、そのうちのどこか特定の桜を「この桜は京都でも真っ先に咲く」とするのはあまり意味がありません。あくまでソメイヨシノに先駆けて咲くという程度にガイドするのがよいでしょう。

その祇園白川でも、予定通り美しく枝垂れ桜が咲いてきました。せせらぎと町屋にはこの枝垂れ桜がよく似合いますね。夜桜もさぞ美しいでしょう。昨年のブログでは祇園白川の桜月夜をご紹介しました。今年の満月は27日です。祇園白川は早咲き・ソメイヨシノ・遅咲きとそろっているのが特徴で、トータルで長く桜が楽しめる場所ですので、今年もまた桜月夜が見られることでしょう。

鴨川沿いでは、出町柳の長徳寺のオカメ桜が先んじて咲いてくれていまいたが、今日の時点で散り初めとなって来ました。まだ、明日までは大丈夫でしょう。鴨川沿いでこれからお勧めなのが、五条から七条の間。鴨川の三条から七条までは「花の回廊」として整備されていて、五条から七条は早咲きのシダレザクラが中心に植えられています。

五条~三条は遅咲きの八重紅枝垂れ桜が中心となっていますので、時期を分けて楽しむことができます。鴨川沿いでは御池から冷泉通沿いはソメイヨシノのトンネルにもなっていますし、出町柳から北でもソメイヨシノが大変美しく、半木の道の遅咲きの桜も見逃せません。まずは五条から七条の間の桜が、鴨川を春色に染めていきます。

いよいよ京都の桜が本格的に開花してきました。これから八重桜までのおよそ1ヶ月間、京都の桜は場所を変えて咲き続けます。その咲く順番と見どころさえ知っていれば、常に最高の桜を楽しめるわけです。今年は私も「らくたび」さんの主催で桜の散策を実施します。特に、4月3日の嵐山は満開で見られそうですので、おススメですよ。現在のペースと今後の気温予想を鑑みると、早咲き桜の見頃は今週末から来週前半、ソメイヨシノは4月1日頃から満開となってきそうです。遅咲きの八重紅枝垂れ桜は4月5日頃から満開となるでしょう。昨年の写真をお持ちの方は「今年は10日早い」というのを参考にしてみて下さい。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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