鴨川 五条~七条の早咲き桜が見頃


京都では鴨川沿いでも桜が充実しています。今は五条から七条の間の鴨川早咲き桜が見ごろを迎えていて、デートにもおススメです。

やはり京都といえば鴨川という方もおられるかもしれませんが、春の時期は市街地の南から北まで桜並木が続く場所でもあります。早咲きから遅咲きまで各種の桜がそろっていますので、きちんと場所を選べば常にどこかで桜を楽しむことができます。鴨川でまず見ごろを迎えるのが、今回ご紹介する七条から五条の間です。

この区間は早咲きの枝垂れ桜が多く植えられていて、満開となれば非常に見事。この付近の鴨川は「掘込河道」といって、治水対策のために深く川底が掘られ、堤防が無く、市街地から深く落ち込んでいるのが特徴です。そのため、上を歩けば桜並木から鴨川を下に見下ろし、鴨川に面した下側を歩けば空と一緒に桜を仰ぎ見ることになります。どちらからでも、素晴らしい風景が望めることは間違いありません。

鴨川はデートコースの定番でもあり、この区間では老いも若きも数多くのカップルを見かけます。三条や四条ほど人の密度が高くはないため、美しい桜や鴨川を眺めながら落ち着いてのんびりとした時間を過ごすことができるでしょう。「通」なラブラブカップルも結構見かけます(笑)

桜を見に来ているのはもちろんカップルだけではなく、家族連れや一人の方もおられます。桜の下にシートを広げてお弁当を頂いたり、本を読んだり、それぞれが思い思いに過ごせる場所かもしれません。話は変わりますが、今日(26日)の京都は薄曇りで、太陽には暈(光の輪)がかかっていました。鴨川の下から桜を見上げると、ちょうど桜と暈を写真に収めることができました。

さて、27日後半から28日にかけて雨が降る予報が出ており、早咲き桜の中には花を散らすところもあるかと思います。ただ、現在の様子を見る限り、京都全体としては今週末まで見頃が続いてくれるところの方が多そうです。ソメイヨシノも順調に咲き進んでいて、咲いているところは5分咲き程度まで来ました。今週末には満開となって来そうな気配です。

鴨川沿いのその他の区間の見どころを簡単に書いておきます。現在三条大橋の南でも数本見ごろを迎えていますが、三条から五条の間は遅咲きの紅枝垂れ桜が多い区間です。御池通から冷泉通にかけては疏水が流れているため、鴨川の歩道が狭くなり、そこにソメイヨシノのトンネルが出現します。鴨川やその上流の賀茂川・高野川は全体的にソメイヨシノが多く、ソメイヨシノが満開になればどこもおススメです。賀茂川の北大路通から北山通にかけては、遅咲きの紅枝垂れ桜が咲いて半木(なからぎ)の道と呼ばれ、こちらも植物園と合わせて訪れてみるのがよいでしょう。まず目先は、五条~七条の間が綺麗ですよ。

お知らせ

桜を巡る散策を「らくたび」さん主催で行います。詳細はこちらをご覧ください。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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