京都屈指の桜並木 満開の背割堤!


京都もソメイヨシノがピークを迎え、至る所で美しい光景に出会うことができます。今回は、スケールの大きさでは京都近郊でナンバーワンとも言える、背割堤の満開の桜をご紹介します。

実は今回の背割提の写真や動画は撮りたてホヤホヤです(笑)今日(1日)は晴れを見込んで、朝から向日市・長岡京市・大山崎町・八幡市の桜をぐるりと見てきました。そのメインに据えていたのが八幡市の背割提です。明治時代に築かれた木津川と宇治川とを分ける背割提には、およそ250本のソメイヨシノが1.4kmに渡って植えられ、満開ともなれば、まさに圧巻の桜並木が出現するのです!

背割提は、昭和50年代初めまでは松並木で、「山城の橋立」とも称されるほど見事だったそうです。そのため時代劇で馬が駆け抜けるシーンでよく使われてきました。ご年配の方にはご存じの方も多いかもしれません。しかし、害虫被害によって枯れてしまう松が増え、昭和53年3月に、松に替わっておよそ250本のソメイヨシノが植えられました。

その桜が、現在は立派な桜並木に育ち、京都でも有数の名所としてメディアでも紹介され、交通の便の良さもあって多くの観光客が訪れる場所となりました。背割提へは、京阪八幡市駅から徒歩で行くこともできますし、駐車場も対岸にあります。ただ、土日は相当な混雑となるため、電車を使う方が無難でしょう。

桜は堤防の両側に植えられ、まさに桜のトンネルを作り出しています。先まで歩けば1km以上もあり、堤防の両側では桜を仰ぎ見ながらシートを広げ、座って花見をすることもできます。子どもたちがめいっぱい遊べる広さもあり、家族連れやカップルにもおススメ。堤防からは宇治川・木津川も桜越しに美しく見え、石清水八幡宮のある男山も堂々たる佇まいです。

それにしても見事すぎる桜並木。きっと桜吹雪の時期もさぞ美しいのでしょうね!すれ違う人たちも皆さん笑顔で、子どもたちの無邪気な笑い声も響いています。背割提の桜は、なんといってもスケール大きく、空が広くて自然もいっぱいです(笑)今週いっぱいは楽しめそうですので、機会がありましたら足を延ばしてみて下さい。

八幡市では、石清水八幡宮や松花堂庭園でも桜が美しいようです。今回は松花堂庭園が休みで入ることができませんでしたが、近くの「さくら近隣公園」を覗いてきました。観光スポットというより、地元の方に親しまれている桜の公園といった印象です。公園内には芝生の広場があって、お花見の団体もいたり、子どもたちがたくさん駆け回って遊んでいたのが印象的でした。松花堂庭園へ行かれた際は覗いてみてもよいでしょう。

背割提の桜の様子は動画も用意しました。いつものように、そのまま現場の音を流すと、子どもたちの叫び声や人々の会話が聞こえてしまいますので、お箏の「さくら変奏曲」をBGMで付けてみました。即興で作った動画で恐縮ですが、よろしければご覧ください。

お知らせ

桜を巡る散策を「らくたび」さん主催で行います。詳細はこちらをご覧ください。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です