大荒れの週末 満開から桜吹雪へ


京都の桜は、満開から徐々に桜吹雪へと移りつつあります。ソメイヨシノは今週末で見納めのところも多くなりそうですが、まだまだ遅咲きの紅枝垂れ桜の名所もあります。

昨日(3日)も荒れ模様の天気となりました。しかし、週末はさらに広範囲で前回以上に大荒れとなりそうです。4日・5日とよく晴れる反動で、6日から7日は日本海で低気圧が急発達、広範囲で強い風を吹かせます。昨年の4月3日も大荒れとなりましたが、その時と同レベルに発達する可能性もあります。ただ、今回は低気圧の動きが遅く、風については6日・7日と丸二日影響が続きます。各地の影響については、報道機関からの最新情報にご注意ください。

週末にお花見を予定されている方は、特に6日夜は京都では最も荒れますので、勇気ある撤退も視野に入れておいてください。今の時期は大学生による、新入生歓迎の花見が行われているのを目にしますが、無理のないようにと願います。現在、京都の桜は満開から桜吹雪へと移りつつあります。4日は気温が22.9℃まで上がり、5日はさらに高い24℃の予想。気温の高さで、桜吹雪が加速してきそうで、そこに週末の大荒れとなりますので、来週までもたない桜も多いかもしれません。

ソメイヨシノは、哲学の道も散り際が美しく、疏水を花びらが緩やかに流れていくさまは、雅な光景かもしれません。鴨川や高野川の桜吹雪となれば凄そうです。今日の段階では高野川の桜はまだしっかり咲いていました。桜は散り際が最も美しいと言います。昨年も数々の美しすぎる桜吹雪に出会えました。今年も、なんとか来週まで残ってくれて、ご紹介できるとよいですね。神泉苑や府立植物園など池のある場所は、花びらが覆う様子もまた見事です。

ただ、京都には遅咲きの八重紅枝垂れ桜も多くあります。今シーズンの「そうだ京都、行こう。」のキャンペーンは妙心寺の退蔵院ですが、あの枝垂れ桜は遅咲きですので、来週でも大丈夫。他にも、平安神宮や原谷苑、京都府立植物園に半木の道など、紅枝垂れ桜の絶景が広がる場所もあります。穴場では城南宮も昨年ブログに書きました。紅枝垂れ桜も、すでに見ごろに入っているところが多く、早くも八重桜も咲き始めています。

遅咲きの紅枝垂れ桜は、京都各地に植わっていますので、ソメイヨシノが散っても、まだまだ京都の桜は楽しむことができます。ソメイヨシノを見逃したという方も、桜の京都にお越しいただければ幸いです。

お知らせ

桜を巡る散策を「らくたび」さん主催で行います。詳細はこちらをご覧ください。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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