進む季節 真夏の始まり

三条大橋からの鴨川 5月9日
京都では今年初めての真夏日が観測されました。

新緑の南禅寺京都は昨日(9日)の最高気温が30℃を超え、今年初めての真夏日となりました。近年の京都は真夏日が年間80日前後あって、3か月近くも30℃を超える日があるわけですので、まだまだ長い長い夏の第一歩にすぎませんが、確実に季節は進んでいることを感じます。いつの間にやら梅雨に入り、祇園祭の気配も近づいてくるのでしょう。

永観堂のツツジ 5月9日また、そろそろ15日の葵祭(路頭の儀)の天気も気になります。昨年は久方ぶりに16日に順延となりましたが、実は今年もそうなる可能性がなきにしもあらず。現時点での予測値を見る限り、15日に出来るかできないかでいえば「できる」と思いますが、今後崩れのタイミングが速まって、15日が順延になったり、途中で中止となることも十分に考えられます。最新の天気予報にご注意ください。

大田神社 杜若 5月5日京都新聞の今夜の記事によると、大田神社の2万5千株もの杜若が見頃に入ってきたようです。予定通りですね。杜若は一株が3回花を咲かせ、見頃の期間は結構長いのですが、一番花は花の大きさが最も大きいのだそう。「清楚」という言葉がピッタリな花ですので、是非一度現地で見て頂ければと思います。詳しくは昨年ブログに書きましたので、よければ読んでみて下さい。

御池大橋からの鴨川 5月10日以上、今日のブログも即興で書きましたが、神泉苑祭や藤森祭、競馬神事などじっくり書きたい話がたまっていますので、順次ご紹介できればと思います。また本日α-STATION(FM京都)のラジオ番組「JIDAI MAP MEETING(時代マップミーティング)」の収録に参加させて頂き、「ゴルゴ松本」さんや、地図「時代MAP」の松岡編集長と白川沿いから鴨川まで現地を歩きながら、京都の水害について話をさせて頂きました。近日中に放送がありますので、決まりましたこのブログでも告知する予定です。今週末には、まいまい京都さんでも水害や火災、地震など京都の災害の歴史を歩く散策を行います。多くの方に知って頂ければと思いますので、よければご参加下さい。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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