葵祭 2013年 上賀茂神社にて

葵祭 2013年 上賀茂神社
5月15日に行われた葵祭。今回は加茂街道や上賀茂神社での様子をお届けします。

葵祭 2013年 下鴨神社 走馬の儀今年の葵祭は御所と加茂街道、上賀茂神社で見てきました。また、下鴨神社では走馬の儀も見学してきました。平日といえども葵祭にはたくさんの見物客が来られていました。御所を出た一行は丸太町通から河原町通を経て下鴨神社へと入り、社頭の儀という神事が行われ、馬場では馬を疾走させる走馬(そうめ、そうま)の儀も行われます。流鏑馬神事では的を射ますが、ここでは単純に馬を走らせるのみです。

葵祭 2013年なお、一般の方は社頭の儀を見ることができず、その間社殿に近づくことはできません。そのため、社頭の儀の後に馬場で行われる走馬の儀を見学するために多くの人が集まってきますが、結構な待ち時間があります。また、社頭の儀が終わっても走馬の儀が行われている最中は、河合神社付近の馬場から本殿にかけて、西側への通り抜けは一切できなくなります。つまり、行列が下鴨神社を出発する場面を見るためには、河合神社を迂回してまわりこむなど、予想外に距離を歩く必要がある点に注意されるとよいでしょう。行列は走馬の儀の終了を待たずして出発しますが、走馬の儀が終わってから追いかけても間に合わないことはないと思います。また、走馬の儀は混んでいますので、同時刻に舞殿で行われている狂言を見るのもお勧めです。

葵祭 2013年午後からの行列は、途中鴨川沿いの加茂街道を進んで行きます。加茂街道は背の高い立派な木々に覆われて涼しく、緑の風景にも行列はよく似合います。加えて、少し北の方へと足を延ばせば沿道の人も少なくなって、じっくりと行列を眺めることができます。また、対岸から行列を見守るというのいうのも「通」かもしれません。約1kmという行列の長さがよく分かります。ただ、対岸から写真を撮ると、どうしても小さくなりますので、ご注意ください。

葵祭 2013年 斎王代今年は上賀茂神社の有料席で眺めてみました。行列は牛車を除き、上賀茂神社の参道へと入っていきます。この参道では、斎王代や勅使などは馬や腰輿(およよ)から下りて、自らの足で歩いていきます。貴人たちの歩く姿が見られる唯一の場所です。御所から続いてきた行列も最終盤とあって、特に子どもたちには疲れも見えていました。

葵祭 2013年 上賀茂神社 走馬の儀斎王代や勅使など主要な列が二の鳥居から入ると神事が行われます。その他の参列者は解散となり、順次バスに乗り込んで帰っていかれます。神事は1時間ほど続き、最後に下鴨神社と同じく走馬の儀が行われます。ここまで待っている方もたくさんいらっしゃいます。上賀茂神社の競馬神事では馬場を走り抜けますが、走馬の儀では、参道を一の鳥居から二の鳥居に向かって走っていきます。全力で疾走しながら二の鳥居の直前で、左へと馬を操って急激に曲がっていきますので、テクニックもいりそうです。目の前を駆け抜けていく馬は迫力がありました。

葵祭 2013年葵祭は朝10時半に御所を出発して、上賀茂神社での神事が終わるのは18時頃です。着付けなどを入れると丸一日ですね。参列された皆様は本当にお疲れさまでした。葵祭は総勢500名余りの華やかな行列であるいっぽうで、多額の費用もかかります。運営には苦労もあると思いますが、この先も長く続いていってほしいと思いました。



葵祭 2013年
葵祭 2013年
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葵祭 2013年
葵祭 2013年
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葵祭 2013年
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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