瑠璃光院 名残のライトアップ

瑠璃光院のライトアップ
5月末をもって一般拝観を終了した瑠璃光院。実は人知れずライトアップが行われていました。

瑠璃光院のライトアップ瑠璃光院は比叡山のふもとにある浄土真宗の寺院です。喜鶴亭という高級料理旅館を前身としているため、雰囲気はお寺というよりもむしろ料亭に近いものがあります。しかし建物は昭和初期に建てられているため、見た目の美しさとは裏腹に老朽化していて、あまりに大勢の人が訪れるようになった昨今は、お寺の方も危険を感じることがあったそう。そのため、今年の5月31日をもって一般拝観は終了となりました。瑠璃光院を愛する人たちには残念な話でしたが、実はこの先は全く完全非公開とはならないかもしれません(あくまで予想と付け加えておきます)。なお、お寺の沿革については以前のブログをご覧ください。

瑠璃光院のライトアップさて、瑠璃光院のライトアップは、ホームページなどで告知はされていなかったようですが、お寺には25日から31日にかけて行われる旨の張り紙が貼られていました。31日の一般公開の終了ととともにライトアップも終わり・・・だと思っていたら、実は人知れず6月1日と2日もライトアップを行って下さっていました。私も当日にそのことを知って、情報をくれた友人と一緒に訪れてきました。

瑠璃光院のライトアップちょうど日没を過ぎて暗くなり始める午後7時過ぎ、なんと訪れた時には私たち以外には他に誰もおらず、まさに貸切です。暗くなるにつれて輝きを増すお庭を、誰にも邪魔されず心行くまで眺められるという贅沢さ!情報をくれた友人と、瑠璃光院を愛する人たちのためにライトアップを行ってくれるお寺さんに感謝感激です。私も京都の拝観寺院はほぼ全てを見てきましたが、ここまでの「特別な時間」は数えるほどしかありません。大いにテンションが上がりました(笑)

瑠璃光院のライトアップ瑠璃光院のライトアップは割とカラフルで、青や緑で照らされているところもありました。個人的には瑠璃の庭を一階から眺める光景が好みです。ただ、臥龍の庭など、どの角度からも素晴らしく、静かにゆっくりと風景を眺めていると、まるで瑠璃光院に「泊まりに来た」かのような錯覚すら覚えるほどです(笑)ライトアップでは基本的に室内の明かりを消して下さるので、よりお庭が幻想的に見え、窓からの額縁状の風景は何時間でも眺めていられます。実際に午後7時過ぎにお寺に入り、拝観終了の21時までめいっぱいいたのですが、それでも離れるのが名残惜しく思いました。

瑠璃光院のライトアップお寺の方も大変親切にして下さいました。その優しい心遣いに心も温まり、機会があるならば是非また訪れてみたいと強く思いました。この先の瑠璃光院は、表立って告知は行わない限定公開という形で拝観を続けていって下さるのではと、個人的には期待を持っています。京都でも屈指の美しい風景が待つ瑠璃光院。またいつか、その心落ち着く風景に出会えることを願ってやみません(なお、ブログでの掲載については瑠璃光院の許可を頂いています)。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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