梅雨明け間近? 熱中症に注意

2012年 梅雨明けの京都にて
週間天気予報を見ると、晴れマークの日が並んでいます。

2012年 梅雨明けの京都にて前線が北上し、真夏の高気圧が東から日本を覆って来ます。関東では6日にも梅雨明けが発表されるかもしれません。6日に梅雨明けとなると、1951年以降で4番目の早さとなります。関東方面では気温が一気に上がるため、熱中症に厳重な警戒が必要。暑いことで知られる熊谷では37℃の予想も出されています。まだまだ体が慣れていませんので、水分だけでなく塩分の補給や、体を冷やすことを十分に心掛けて下さい。

八幡山の鳩関東が梅雨明けをしたからと言って、近畿地方の梅雨明けもその勢いでやってくるとも限りません。2001年の関東は7月1日に梅雨明けしましたが、近畿では7月19日の梅雨明けとなりました。梅雨明けは人間が決めるもので、地域によって差が出てきます。今年は近畿でも近日中に梅雨明けさせる可能性は十分にありますが、その先に再び前線が南下してくる気配もあるため、6日以降の専門資料を見定めたいところではないでしょうか(京都の週間予報でも12日は曇りとなっています)。

電柱に覆いをつけるさて、京都では5日は長刀鉾町の稚児舞披露がありました。昨年も一昨年も見てきましたが、今年も近日中にブログに書きたいと思います。新町通などでは電柱にも覆いがかけられていました。提灯も出だしてだんだんと街も祇園祭の装いとなってきます。祇園祭は10日から毎日行事が続いてきます。梅雨明けのいかんに関わらず、真夏のように熱くなってくることは確か。特に朝晩に気温が下がらなくなるので、体調の維持と熱中症には十分に注意しながら、祇園祭の京都を楽しんで下さい。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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