祇園祭 還幸祭 三条烏丸の神輿と丹波八坂太鼓

丹波八坂太鼓
7月24日に行われた祇園祭還幸祭。先日のブログでご紹介した丹波八坂太鼓は、三条烏丸でも神輿を迎え、その後に演奏を披露してくれました。

丹波八坂太鼓祇園祭の行事も31日の疫神社夏越祭で最後となりました。茅の輪をくぐって無病息災を願う行事には祭りの関係者が集まり、今年も無事に祭りを終えることができました。このブログも、祇園祭の話を長々と書いてきましたが、今少しお付き合いください。さて、24日の還幸祭では各地で太鼓の演奏が行われて神輿を迎える場面が見所の一つです。事前に何処で演奏があるかの情報を得てから行かれると、より楽しめることでしょう。

三条烏丸付近での演奏丹波八坂太鼓の皆様は、三条烏丸の西と東で隔年交代で太鼓の奉納を行っていて、今年は西側の伊右衛門サロン前で披露されました。「三条通りお神輿まつり」とも題されて、観客に無料でお茶が配られるなど、近所の方を中心に大いに賑わっています。最初にやって来るのは中御座神輿。太鼓の前で差し上げを行って、それに合わせて太鼓も見事な音を響かせてくれます。単に神輿が通る場面を見るよりも楽しいですので、是非、丹波八坂太鼓と神輿の組み合わせを生で見てほしいと思います。



神輿と丹波八坂太鼓3基の神輿が通り過ぎた後、丹波八坂太鼓の皆様による3曲のライブ演奏が行われました。何度聞いても体に響く大迫力の音が見事です!これほどの演奏はお金を払って見るべきではないかと思うくらいレベルが高く、拍手喝さいを浴びていました。一通り曲が終わった後に自然とわき起こる「アンコール」は、恒例と言えるでしょう。そしてこのアンコールの曲が最も激しくすごいのです!太鼓の演奏も随分と疲れると思いますが、それを全く感じさせない力いっぱいの演奏。最後には一段と大きな拍手が送られました。還幸祭には欠かせない存在の丹波八坂太鼓。機会がありましたら、還幸祭での演奏だけでなく、どこかで丹波八坂太鼓の演奏を耳にして頂ければと思います。


ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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