建勲神社 船岡祭 「敦盛」の奉納 2013年

船岡祭 敦盛の舞
10月19日に、建勲神社で船岡祭が行われ、「人間五十年」の一節で知られる「敦盛」の舞の奉納や火縄銃の実演が行われました。今回は舞の奉納をご紹介します。

船岡祭 舞楽 蘭稜王船岡祭は織田信長が上洛した1568年10月19日にちなんで行われる神事です。建勲神社(けんくんじんじゃ、たけいさおじんじゃ)の祭神は織田信長。秀吉の時代に時の天皇から許可を得て、船岡山を信長の霊地にしたことに始まり、明治時代に天皇の権威を回復しようとした功績が再評価されて明治天皇の命によって神社が築かれ、後に同じく本能寺で亡くなった信忠も祭神に加わりました。現在の社殿へはきつい階段を登って到着します。

境内の「敦盛」の碑船岡祭では、信長が好んで舞った「敦盛の舞」が奉納されます。「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり 一たび生を得て 滅せぬ者のあるべきか」の一説がよく知られています。敦盛とは、源平時代の武将・平敦盛のことです。一の谷の戦いで熊谷直実(くまがいなおざね)に打たれてしまいますが、直実は我が子と変わらない若さに、打つのをためらったとされています。直実はこの事件がきっかけで仏門に帰依し、「人間五十年」の下りは直実が出家をして世をはかなむ場面となっています。

船岡祭 舞楽 蘭稜王「敦盛」は有名な舞ではあるものの、実際に見たことがある方は少ないのではないでしょうか。船岡祭はそんな貴重な機会の一つでもあります。今回は動画もきちんと撮れましたので、よければご覧になってみてください。また、敦盛の舞のあとには、舞楽の蘭稜王も奉納されました。2011年は胡蝶の舞でしたので、年によって変わるようです。今年の船岡祭では、4年ぶりに火縄銃の実演がありました。大音響が響き渡る様子は、戦国時代の戦いの激しさを思わせてくれます。次回以降に動画も含めてご紹介予定です。

散策・講座のお知らせ

散策・講座等のご依頼はこちらから!お気軽にご連絡ください。
ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です