東福寺 通天橋と伽藍を包む雪

東福寺 通天橋の雪景色
2月14日に京都を含め各地で大雪となり、普段は雪の積もらない洛南でも雪景色が見られました。今回は東福寺の雪景色です。

東福寺界隈14日の雪は、東福寺、泉涌寺、東寺、城南宮、伏見稲荷大社、醍醐寺、勧修寺、隋心院、毘沙門堂と朝から拝観終了まで巡ってきました。一つ一つの場所が普段とは全く違った景色となり、どこを訪れても美しく、感動しながら写真や動画を撮ってきました。また、今回は偶然東福寺でお会いした知り合いの方と一緒に醍醐寺まで行かせて頂き、大変効率的に回ることができました。改めて、感謝いたします。ありがとうございました。

雪の勝林寺さて、14日の朝6時過ぎの段階では京都市街地は雨やみぞれでしたが、気温と露点温度、レーダーの様子から今後雪に変わって積もって来ることが予想されたため、朝からまず東福寺へと向かいました。到着するころには雪は積もり始めていて、通学途中の生徒たちも寒そうにしながら登校していきました。最初に毘沙門天が東福寺の鬼門を守っている勝林寺を覗いてみると、境内はすっかり雪景色でした。

東福寺 通天橋の雪景色東福寺を代表する光景といえば、やはり臥雲橋から望む通天橋の眺め。秋の紅葉の素晴らしさは京都でも屈指の雄大さです。冬の葉を落とした楓の枝ぶりも個人的には好きですが、やはり雪の日は深い山の中にいるかのような絶景となっていました。滅多に見られないからこそ、より一層美しさを感じるのかもしれません。

東福寺 通天橋の雪景色雪はしんしんと降り積もり、通天橋の辺りは水墨画のような風景。臥雲橋の柱を枠のようにして眺めてみても、本当に見事でした。それにしても、予報では平地では多いところで5㎝の降雪予想でしたが、多い方に外れてしまったことを感じながら、美しいその景色を眺めていました。南岸低気圧による雪は本当に難しいです。

東福寺 偃月橋の雪東福寺の境内に入ると、伽藍面と呼ばれる所以の大きな建物も雪に包まれていました。まだ午前9時の拝観開始までには時間がありましたので、境内をあちこちと歩いてみました。奥の偃月橋の方は足跡が無く、まっさらな場所に踏み入れていくのはちょっと嬉しくなりますね(笑)奥の龍吟庵や即宗院は、当然ながら門は閉じていますが、雪が積もったらどうだろうかと思いながら引き返してきました。

東福寺 雪の三門東福寺の三門は、室町時代に建てられた日本最古の三門で、横幅は25m高さは22mを誇る大きな門。数々の火災を潜り抜け、目の前にあることが奇跡のような建物の一つです。雪景色もやはり素晴らしい!是非、山門に上ってみたいところですが、そうもいきませんね。南禅寺の三門は以前雪の日に昇りましたが、非常に美しかったことを思い出します。

東福寺 雪の禅堂雪は強まる一方で、境内はどこに目をやっても非日常の世界。いったいどこを記録したらよいものやらと立ちつくしてしまいそうになるほどでした。しかし、あまりゆっくりもしていられません。雪の日は時間勝負です。ということで、拝観開始を見計らって方丈庭園と通天橋の周りにも入ってきました。その様子は次回以降にご紹介します。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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