見ごろを迎えた興正寺の紅梅

興正寺 紅梅
西本願寺の南にある興正寺の紅梅が見ごろを迎えています。

興正寺 紅梅本日は3月3日、雛祭りでした。今年は下鴨神社と上賀茂神社、西陣の町家を回ってきました。いずれも京都らしく雅な行事。このブログにも書きたいことは溜まっていく一方ですね(笑)お蔵入りするものも出ると思いますが、できるだけ書いて行ければと思います。さて、興正寺の紅梅が今年も見ごろを迎えました。山門をくぐってすぐの立派な紅梅は早咲きで、例年2月下旬~3月上旬にかけて境内へと人々をいざなっています。

興正寺 紅梅興正寺の梅は、浄土真宗らしい立派な伽藍とよく似合っています。西本願寺の隣にあるため同じ寺と間違われる方もいますが、別なお寺です。室町時代、佛光寺の経豪が佛光寺を弟に譲り、自らは山科に新たに興正寺を建立したのが始まり。当時の佛光寺は現在の京都国立博物館の地にあったことでもわかるように、天台宗の妙法院とつながりが深く、経豪はたもとを分かって本願寺の蓮如に近づき、名前を蓮教と改めています。

興正寺 紅梅興正寺は山科本願寺とともに天文元(1532)年に、焼かれてしまいましたが、その後大阪に再興され、天正19(1591)年に本願寺とともに現在地に移転してきました。ただその後、本願寺と論争を起こし、明治9(1876)年に本願寺から独立をして、現在に至っています。このように元々西本願寺とのつながりが深いため、伽藍配置も西本願寺と同じで、向かって左が御影堂、向かって右が阿弥陀堂となっています(東本願寺はこれが逆になる)。御影堂は明治45年、阿弥陀堂は大正4年の再建です。

興正寺 紅梅梅は紅梅と白梅がありますが、例年紅梅の方が先に見ごろとなります。平日の昼間でも、西本願寺を目指す方が三門から覗く紅梅の美しさと甘い香りに誘われて、ひっきりなしに境内に入ってきていました。私も毎年楽しみにしている梅で、昨年もブログに書いています。似たような写真ですが、全て今年のものですよ(笑)まだしばらく寒い日が続きますので、見頃の時期も長くなりそうです。お近くに行かれた際には、是非境内の梅を楽しんで下さい。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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