早咲き桜に菜の花 大きくなる春の足音

JR桃山駅 寒桜
京都も超早咲きの桜が順調に咲き始めています。春の足音が大きくなってきました。

松本酒造先日、城南宮のしだれ梅を眺めた後、伏見の松本酒造まで足を延ばしてみました。例年、4月には黄色い菜の花が見ごろを迎え、酒造のレトロな建物との取り合わせが絵になる場所です。松本酒造横の土手はNHKの朝のドラマ・カーネーションなど、数々のロケでも使われます。まだこの時期だと見頃には早いのですが、今年はいつも以上に成長が遅いように感じました。菜の花は花期が長く、通常であれば5月にかけて楽しめるでしょう。これからどんどん背が高くなって行くのが楽しみですね。

JR桃山駅 寒桜JR桃山駅には、超早咲きの「寒桜」が咲いています。例年この時期に咲いてきて3月半ばから下旬にかけて満開となります。やはり駅ですので人の往来も多く、毎年地元の人も咲くのを楽しみにしている桜です。JR桃山駅には遅咲きの紅枝垂れ桜もあり、4月前半にかけて長く桜を楽しめる場所。車窓からも咲いているのが見えると思いますので、探してみて下さい。

復活したアーモンドの木東福寺の北門の外、本町通に面した土地には、かつてアーモンドの木がありました。立派な木で、桜によく似た花を今の時期に咲かせていました。京阪電車からも見えて沿線の人にも春を告げてくれていたのですが、2012年の台風で折れてしまい。失われてしまいました。私も残念に思っていたのですが、先日前を通ってみると・・・、なんと折れた木から小さな枝が伸び、花を咲かせていたのです!!植物の生命力に感服すると同時に、心から嬉しく思いました。地元の方もきっと喜んでいることでしょう。ちょうど東福寺では大涅槃図の公開も行われていますので、訪れる際には是非、復活したアーモンド木とその花を愛でてあげて下さい。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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