東山花灯路 2014年

東山花灯路 八坂の塔
3月14日に東山花灯路が始まりました。23日にかけて、東山が灯りと花で彩られ、社寺の夜間拝観も行われています。

東山花灯路 円山公園東山花灯路は、南は清水寺から北は青蓮院までの約5kmの散策路を幻想的な灯りで彩る3月の京都の恒例行事です。円山公園など、各所で生け花が展示され、社寺の夜間拝観や舞妓さんによる舞の奉納、「狐の嫁入り巡行」などのイベントも行われています。美しい光景を眺めようと初日から多くの方が訪れていました。

東山花灯路 八坂の塔14日は寒の戻りでとにかく寒く、気温は5℃を下回っていました。私は最初は八坂の塔を眺めましたが、多くのカメラマンが集まっていました。こちらは人気スポットの一つで、塔から三年坂へと向かう道を振り返ると、非常に美しく八坂の塔を望むことができておススメです。三年坂を経て人の流れに乗って進むと清水寺。現在は仁王門前の紅梅も見頃だと思います。清水寺も夜間拝観が行われていて、まだ木々が冬景色なぶん、他の時期とは違った風情も楽しむことができます。

火の用心・お囃子組二年坂を歩いていると、「火の用心・お囃子組」に遭遇しました。子どもたちが赤い服装を着て、火の用心をテーマとしたお囃子を歌いながら清水寺までを歩いて行きます。地元の小学生たちが歩いてくれているそうです。拍子木、かね、太鼓の音で、遠くからでも近付いてくるのが分かりますので、聞こえてきたら注目してみて下さい。

狐の嫁入り巡行ねねの道の入り口まで来ると、ちょうど「狐の嫁入り巡行」が来ていました。19時と20時の2回、知恩院前から狐の嫁入り巡行が出発して高台寺へと向かいます。狐のお面をつけた女性が人力車に乗り、嫁入り行列を再現するものです。晴れている時に雨が降ると狐の嫁入りがあるといいますが、りーんりーんと鐘を鳴らして静かに進む行列は、雰囲気があります。狐の嫁入りは演技がいいものとされていて、この行列に出会えると運気があがるとも言われています。

東山花灯路 粟田大燈呂円山公園には、「京都のねぶた」とも呼ばれる粟田大燈呂(だいとうろ)が展示されています。本来は10月の粟田祭に伴って巡行しますが、東山花灯路の期間中は円山公園でも見ることができます。京都造形芸術大学の学生による手作りで、一部が動くカラクリもありますので注目してみて下さい。公園を出て知恩院前に来ると、20時からの狐の嫁入り巡行が始まる時間帯予定でしたが、この日は初日とあって報道の取材が入り、出発が15分も遅れました。非常に寒い中で待たされた観光客からは「早くしてくれ!」の声も。報道も、時間帯をずらすなど気配りをして頂けないかと思います。

東山花灯路 知恩院 プロジェクションマッピング知恩院では恒例のプロジェクションマッピングも行われています。昨年訪れた時は、あまりの列の長さに見るのを断念しましたが、今年は少し並んで見てきました。三門の裏側に美しい映像が映され、音楽とともに楽しませてくれます。投影は15分ごとの入れ替え制で行われていますので、時間に余裕を持ってご覧になってみて下さい。

東山花灯路 石塀小路その後、移動をして石塀小路を覗いてみました。京都屈指の美しい石畳の道。花灯路の期間中は幻想的に照らされます。この道に気が付かずに通り過ぎてしまう観光客もおられますが、それはもったいない!むしろ石塀小路を目指して入ってみて下さい。人が少なく大変静かで、しかも美しい光景が広がっていますよ。

東山花灯路 石塀小路最後に、再び八坂の塔を眺めに行きました。夢見坂の途中から塔を眺めてみると、とても美しく京都らしい光景に感動をさせて頂きました。この日すれ違った観光客からは「京都は本当に綺麗だね」という声があちこちから聞こえてきて、私もなんだか嬉しい気持ちになりました。花灯路は23日まで。土日祝日を中心にイベントも多数ありますので、京都の夜を楽しみにお越しください。


東山花灯路 八坂の塔
東山花灯路 八坂の塔
東山花灯路 三年坂
東山花灯路
東山花灯路 ねねの道
東山花灯路
東山花灯路

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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