催行可否の判断が悩ましい葵祭

加茂街道 御所車
12日の記事で「順延濃厚」と書いた今年の葵祭ですが、その後気象的な展開が変わってきて、催行可否の判断が悩ましくなっています。催行可否は、15日午前6時頃に京都市観光協会のホームページにて発表されます。


【5月15日午前6時追記】本日の葵祭は「開催」されます!ただ、昼過ぎに雨が降りやすく、下鴨神社で行列が打ち切りの可能性もあります。ご注意ください。(京都市観光協会ホームページ:http://www.kyokanko.or.jp/aoi/)

葵祭 2013年 女人列お騒がせして申し訳ありません。気象台の見解も含め、天気予報が変わって来ました。15日は「雨が降っても降らなくても不思議ではない」という、なんとも悩ましい展開です。催行か順延か、最終的な発表まで分からなくなってきました。16日は確実に晴れるのと、雨が降った場合には数百万円~1000万円規模のクリーニング代がかかるので、順延という判断もありだと思います。

葵祭 2013年一方で16日に順延となった2012年の動きをみると、有料席はガラガラ、沿道で見物している人も例年よりかなり少なくなりました。多くの方が15日を目指して京都に来られていますので、観光的には出来る可能性があるならば「強行する」という判断もありでしょう。実際に、過去には「下鴨神社まで強行して中止」ということもありました。結局のところ、15日午前6時の判断を待たねば、どうなるかは分かりません。

葵祭 2013年今夜から15日の雨の理由は「梅雨」のメカニズムと同じです(梅雨入りとならないのは、まだ前線が停滞をしないためです)。天気予報は観測データをもとにコンピューターが計算を行って出されていますが、梅雨前線のように南海上からの影響が強い現象は、観測データが陸地と比べて極端に少ないため、計算を苦手としています。梅雨の時期は天気予報が当たりませんが、同じ理由で15日の予報も直前まで悩ましくなってしまいました。そこを最初から読み切れなかったのは、私の実力のなさです。申し訳ありません。今年は非常に難しい判断ではありますが、より多くの方に京都らしい雅な行列をご覧になって頂ける事を願っています。

北野天満宮なお、別件ですが、本日KBS京都ラジオの「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演し、雷の話をさせて頂きました。17日(土)には、京都に祀られている雷神を巡り、雷除けを祈願する散策を開催します。個性的なコースですので、よろしければご参加ください。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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