西本願寺 親鸞聖人降誕会

西本願寺 御影堂
21日に、西本願寺で行われた親鸞聖人降誕会を訪れ、祝賀能を鑑賞させて頂きました。

西本願寺 唐門親鸞聖人は浄土真宗の宗祖で、承安3(1173)年5月21日に生まれました。西本願寺ではその日を祝う「親鸞聖人降誕会(ごうたんえ)」が行われ、祝賀能の奉納や、飛雲閣でのお茶席などが設けられました。ただ、基本的には門徒の方か当日5000円以上の志納金を納めた方に限られています。私は、お知り合いの方から券を頂戴し、見させて頂くことができました。

西本願寺 唐門西本願寺は、江戸時代の建築が残る御影堂と阿弥陀堂がこの度「国宝」に指定されました。新たに国宝が増えましたので、今年の京都検定でも押さえどころかもしれません。いずれも国の宝にふさわしい大建築で、それぞれ法要などがなければ自由にお堂に上がって参拝をすることができるのも素晴らしいところ。京都は江戸時代に大きな大火を度々経験し、すぐ近くの東本願寺は焼けてしまったにも関わらず、西本願寺は焼けることなく貴重な建物が多数伝わっています。

西本願寺 御影堂祝賀能を観覧する「書院」や、書院東にある特別名勝の「虎渓の庭」、聚楽第の遺構ともされる「飛雲閣」は、通常は事前予約での拝観となります。書院や虎渓の庭、飛雲閣は写真撮影ができません。さて、降誕会の時は券を持っていれば上がることができます。特に飛雲閣は、一層目の舟入之間に入れるという大変貴重な機会です。能は、南能舞台で行われ、片山九郎右衛門氏をはじめ観世流の名だたる面々が演じ、狂言も茂山千五郎氏とそのご兄弟が演じるというトップクラスの顔ぶれ。さすが西本願寺ですね。能の独特な世界は、数百年の時を超えて、時の権力者と同じ体験をしているかのような気持ちにさせられます。6月1日・2日には平安神宮で「京都薪能」もあり、京都では能に触れる機会は比較的多いでしょう。機会がありましたら、ご覧になってみて下さい。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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