花を見たくなったら、府立植物園がおすすめです。必ず何かの花が咲いていて、広い敷地の中でたっぷりと草木の緑から力をもらえることでしょう。今は花菖蒲が見頃です。植物園には約200種の計1万1千株もの花菖蒲が植わっていて見ごたえがあります。平安神宮や勧修寺などのように池の汀に咲くというよりは、植物園らしく種類ごとに整然と植えられています。
花菖蒲が咲いているのは、春に「オオシダレザクラ」が咲いている場所です。同じ場所で季節を変えて主役が交代していくのも魅力ですね。花菖蒲が植えられている池には木の橋があり、花菖蒲の眺めを楽しみながら歩くことができます。花菖蒲はそれほど花期は長くありませんが、まだしばらく見頃が続きそうでした。
先日のブログでも紹介したバラもまだまだ見頃。梅雨に入っても変わらず、この日も華やかに咲いていました。また、園内では紫陽花の花も見頃に入っています。紫陽花はバラ園の北東側にありますので足を延ばしてみて下さい。この日は京都を代表するゆるキャラの「まゆまろ」にも出会いましたが、そちらはまた改めてご紹介したいと思います。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。