盛り上がる祇園祭

函谷鉾 宵山
いよいよ京都は祇園祭で盛り上がってきました。前祭(さきまつり)の山鉾が建ち、本日(12日)は曳初めも行われ、一部鉾では宵山も始まっています。

函谷鉾 曳初め今年もいよいよ本格的に始まった祇園祭。本日(12日)は、曳初めがあった5基の鉾を全て見てきました。混雑ぶりが激しいですが、長刀鉾と菊水鉾の綱を握らせて頂き、来年まで無病息災で過ごせそうです(10日の神輿洗も見に行き、今年も水にかかることができました)。やはり鉾が目の前で動いている姿は感動的です。今年は49年ぶりに後祭も復活して巡行や宵山が2回に分かれますので、当分の間、お祭り気分を楽しめそうです(笑)

菊水鉾 宵山今夜からは宵山も始まりました。函谷鉾と菊水鉾は例年12日の夜から宵山をはじめます。16日まで実質5日間も宵山は行われています。明日(13日)は散策でご案内をさせて頂きます。まだ受け付けていますので、よければご参加ください。公式には14日からが宵山ですが、今年は14日が歩行者天国にならないため通路の混雑が心配です。十分にご注意ください。

長刀鉾 車輪を付けるため鉾を上げる本日午前中は、鉾に車輪が付けられる場面を見てきました。てこの原理で鉾を上げ、差しこんだ木材に全体重をかける様子がすごいです。なかなかお目にかかれない貴重な場面でした。また、真松を取り付けるために岩戸山が倒される場面では、町内にある料亭の木乃婦の方が綱を引く手伝いをされていました。やはり町内の協力で力仕事は行っているのですね。いよいよ盛り上がってきた祇園祭。今年は梅雨空となる日が多そうですし、日差しが出れば熱中症にも気を付けながら、例年とは少し日程が異なる祇園祭をお楽しみください。なお、曳初めの様子などは、後日詳しくブログに書く予定です。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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