亀岡の保津川花火大会

保津川花火大会
8月9日に亀岡市で保津川花火大会が行われました。

保津川花火大会今年は台風の接近や天候不良の影響で花火大会の中止が相次いでいます。京都近郊では、宇治川花火大会は大雨による増水のため予備日も含めて中止が決定。大津市の琵琶湖花火大会は雨の降る中で強行されました。大阪のなにわ淀川花火大会も中止となってしまいました。一方、亀岡の保津川花火大会は無事に催行され、美しい大輪の花火が夜空に打ちあがりました。

保津川花火大会亀岡は遠いイメージがあるかもしれませんが、JR山陰線では嵯峨嵐山駅からわずか3駅です。所要時間は快速の場合、嵯峨嵐山からたったの8分。京都からだと同じく快速で20分で到着します。京都駅から金閣寺までバスで40分程かかることを思えば、なんと近いことでしょう。保津川花火大会は亀岡駅から歩いて10分~20分程の保津川(桂川・大堰川)沿いで打ちあがり、障害物が少ないため非常によく見えます。

保津川花火大会人出も宇治や大津の花火大会に比べると少なく、その分早く行って場所取りをせずとも眺めることができて、まさに穴場の花火大会と言えるでしょう。一般的には保津川に架かる保津大橋を渡って「大堰川緑地東公園」で見る方が多いようです。私は今回が初めて見るとあって、保津川下りの乗船場の付近から眺めることにしました。

保津川花火大会花火は午後8時から9時頃にかけてで、約5000発打ち上がります。宇治川花火大会も同じ5000発ですので、そん色はないのかもしれません。また、広い河川敷で打ち上がり、周りに民家などもないためか、斜めに打ち上げる花火があって珍しいそうです。川に映る美しい眺めや見ごたえなど、個人的にはかなりおススメをしたい花火大会でした。帰りはJRも臨時で増発され、スムーズに京都市に戻ることができました。穴場の保津川花火大会、よければ足を延ばしてみてください。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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