京都のお月見 神泉苑 観月会

神泉苑 観月会
9月7日に、神泉苑で観月会が行われました。

神泉苑 観月会今年は8日が中秋の名月でした。これは記録的に早く、2051年までの期間では9月8日より早い中秋の名月はやってきません。ということで、今年は早くも訪れた秋の一大イベント。京都でも各地で観月の催しが行われました。今年は6日・7日が土日でもあり、行事を中秋の名月の8日ではなく、土日に行うところもありました。二条城の南にある神泉苑では、7日に観月会が行われています。

神泉苑 観月会神泉苑は平安京造営時に設けられた天皇の禁苑、すなわちプライベートのお庭で、どんな日照りの時にも湧き出る水が枯れることがなかったところから、神聖なる泉の苑池、神泉苑と呼ばれました。そのため、神泉苑は雨乞いの地ともなり、空海と守敏の雨乞い対決や、神泉苑で雨乞いの舞を舞った静御前と源義経の出会い(見初めたのはその後の「住吉での雨乞い」との話も)など、様々な伝説も生んでいます。現在の神泉苑は、二条城のお堀の造営に伴って縮小され、二条城の南にその名残の池が残されています。

神泉苑 観月会観月会では、午後6時からの法要のあと、池に浮かぶ龍頭舟に乗船してお抹茶をいただいたり、善女龍王社の拝殿にて音楽舞踊の奉納が行われます。特に龍頭舟は人気で、神泉苑の方にお聞きしたところ、当日の午後3時半過ぎから150名分の当日券を販売をして4時過ぎには完売したとのことでした。大覚寺の舟に乗るのも大変ですが、神泉苑も大変です。「今年は特に多かった」とのことです。

神泉苑 観月会音楽舞踊の奉納は、地元の方が楽しみにしている行事で、今年も多くの方で賑わっていました。東の空に昇る見事な月を眺めながら、美しい歌声や演奏に耳を傾ける心地よいひと時です。今年も「倭姫の会」の皆様による奉納でしたが、毎年の演奏を楽しみにされている方も多いようです。澄んだ歌声が、名月や池の雰囲気にもよく似合います。

神泉苑 鐘楼観月会では普段は入れない、神泉苑の北側のお庭も特別公開されました。除夜の鐘の時にも入れるエリアで、人知れず鐘楼もあります。神泉苑は、正面の鳥居と善女龍王社が目立ちますが、現在は東寺が管理をしている「お寺」です。本尊は、聖観音菩薩・不動明王・弘法大師の各お像で、観月会の時には本堂の扉が開けられて姿を目にすることもできますので、こちらにもご参拝を。名月だけではなく、普段とは違った一面を知れる神泉苑の観月会。機会がありましたら、ご覧になってみてください。

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