一休寺 緑から赤へと移る季節

一休寺
先日、南山城の一休寺に訪れました。境内は緑が美しい一方で、一部の木は赤くなり始めています。

一休寺まず22日の時代祭の天気。なんとも悩ましい流れです。22日が曇雨天になる流れは間違いありませんが、日中は大崩れという感じでもありません。23日は回復するので、順延をすれば確実に開催はできそうですが、23日は見に来れない人も多いため観光的には多きな影響が出てしまいます。そのため、出来そうならば22日に強行するという判断を下す可能性もあります。開催するかどうかは、当日午前7時に発表されます。平安神宮のホームページなどで情報をご確認ください。

一休寺さて、最近たいへんご縁のあるお寺さんが一休寺。今月だけで3回ご案内で訪れ、来月も2回訪れる予定です。ご案内の仕事をしていると季節的に集中することはありますが、一般的な時期に南山城のお寺に続けて訪れるのは不思議なご縁です。振り返ってみれば、今年は1月の一休善哉の日や、貴重な雪景色の時にも訪れています。

一休寺一休寺は、正しくは酬恩庵(しゅうおんあん)といい京都の南、京田辺市にあるお寺です。境内は楓の木が多く、紅葉や新緑の時期は大変綺麗です。そして、一休寺の通称でも知られるように、とんちの一休禅師ゆかりの寺でもあります。この地には元々、大応国師(南浦紹明)によって建てられた妙勝寺というお寺がありました。それが時とともに荒れ果ててしまい、国師の六世の禅の弟子である一休が、36歳から63歳にかけて復興し、師の恩に酬いるとの意味で酬恩庵と名付けたのが一休寺です。その後、一休寺自体も荒廃しますが、江戸時代初期に加賀前田家の援助などで復興し、現在の境内風景が整いました。

一休寺境内には「このはし わたるな」と書かれた橋があったり、虎の衝立があったりと、とんち話を思い出させてくれます。一方、実際の一休さんの人となりを知ることができる場所でもあり、87歳の時に一休さんの髭や髪の毛を植えて作られた木像や、大徳寺に通う時に乗ったという輿などが、在りし日の姿を偲ばせてくれます。

一休寺 11月21日方丈の周りにある枯山水の名勝庭園が名高い一休寺ですが、境内は楓の木が多く、紅葉の名所としても南山城屈指の美しさを誇ります。境内の楓はまだほとんどが緑ですが、日当たりのよい葉の一部は赤くなり始めてきています。今年は緑と赤が混ざり合いながら紅葉シーズンに入っていきそうです。一休寺は苔も美しく、落ち着いた雰囲気の境内を歩くと京都らしさを満喫できることでしょう。10月31日から11月9日にかけては、修復の終わった浴室が初公開され、一休さんが住んだ虎丘庵も公開されます。紅葉の前にも、ぜひ足を延ばしてみてください。

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