木枯らしと夏の終わり

京都タワーと夕暮れ
27日の近畿地方は北風が強まり、木枯らし一号が吹きました。一方、26日の京都は最高気温が26℃を超えて夏日となりました。

京都タワーと夕暮れ先日、まいまい京都さんの「まいまいカフェ」で、気象予報士が3名集まってのトーク会を開催させていただきました。カフェができた当初からやりたいと売り込んでいた企画でしたが、ついに実現できてうれしく思います。空や天気への熱い思いや、人間が日々頭を悩ませながら作っているからこその天気予報の面白さなどが伝わっていたらと思いますが、好評でしたのでできれば第2弾も開催できたらと個人的には思っています。ご参加いただきましてありがとうございました。

時雨れ模様の京都さて、27日は未明から明け方に雨が降り雷も鳴りました。これが季節を進める雨となり、日中は北風が強く気温が下がってきました。気象庁では10月半ばから11月末にかけて西高東低の冬型の気圧配置になった時、北よりの風が風速8m/s以上吹くとその風を「木枯らし」と認定しており、今日が「木枯らし一号」となりました。一号はそのシーズン最初の木枯らしという意味で、二号三号と発表していくものではありません。また、発表するのは関東地方と近畿地方のみとなっています。今年は昨年より8日早い発表となりました。春一番は観測されない年もありますが、木枯らしはほとんど毎年観測されて季節の進みを教えてくれます。

神泉苑一方、26日の京都は日中はよく晴れて気温が26.4℃まで上がりました。25℃を超える日を夏日といいますが、実はそろそろ夏日も最後となるころです。京都の週間予報でも予想最高気温が25℃を超える日はなく(超える可能性がないわけではありませんが)、もしかすると26日が今シーズンの「夏最後の日」となるかもしれません。そう思うと暑さも感慨深く感じられるかもしれませんね。一方で夏日の翌日に木枯らしが吹いて一気に冷え込んできていて、29日は予想最低気温が7℃となり、こうなると息も白くなってきます。夏と冬を同時に楽しめるのが10月下旬でもあります。体調には気をつけながら、ダイナミックな季節の境目を楽しんでみてください。

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    吉村 晋弥(よしむら しんや)

    吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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