城南宮の城南祭 夕暮れに戻る神輿

城南宮 城南祭
10月19日に城南宮で城南祭が行われ、夕暮れに神輿が神社に戻る場面を見てきました。

城南宮 城南祭 3基の神輿まず告知から。10月29日朝9時30分頃から50分頃にかけて、KBS京都ラジオの「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演し、京都の紅葉について気象予報士の視点も交えながらお話させていただきます。紅葉と桜は、京都中を昼も夜も巡ってきましたので、こうした機会を与えていただき嬉しい限りです。29日と11月2日には紅葉講座も開催します。昨年ご紹介しなかった穴場もいろいろとご紹介していきますので、お気軽に参加ください。

城南宮 城南祭さて、城南宮は、平安遷都の折、国土の安泰と都の守護を願って創建された神社で、ご祭神は国常立神(くにのとこたちのかみ)、八千矛神(やちほこのかみ)、息長帯日売命(おきながたらしひめのみこと)です。方除けや建築守護の神様としても信仰を集め、中根金作によって作庭された神苑の楽水苑は、源氏物語花の庭とも呼ばれて、四季折々に美しい風景を見せてくれます。

城南宮 城南祭城南宮の城南祭は、平安時代の末から盛大に行われていた歴史ある祭礼で、松竹梅の名前をそれぞれ冠した3基の神輿が出て氏子地域を練り歩き、日が暮れるころに境内に戻ってくる場面がハイライトとなります。江戸時代には、祭りに訪れた人々に貴重な餅を惜しげもなく振舞う慣わしがあり、別名「餅祭り」とも呼ばれています。現在は午前9時より本殿で祭典を執り行い、お昼過ぎから神輿は出発をして行きます。今回は見られませんでしたが、地元の方によると神輿が出ていくところも壮観なのだそうです。

城南宮 城南祭今回は夕方に神輿が戻ってくる場面を見に行きました。到着すると、すでに神輿の一つは戻ってきていました。やがてもう1基の神輿が戻ってきて休憩ののち境内に入っていきました。ちょうど太陽が沈み薄明の空が美しい頃合いで、立派な松明数本がメラメラと燃えながら先導をして進んで行く様子は迫力があり、燃え盛る松明は鞍馬の火祭りを少しだけ思わせてくれました。

城南宮 城南祭 神輿庫に戻る神輿は舞殿の周りを三周して、本殿の前を最初に通る時には勇ましく差し上げを行います。神輿は約1.5トンあるそうですが、その重さを感じさせないほど荒々しい神輿振りに境内は大いに盛り上がりました。薄暗くなる中で神輿や境内には提灯が灯り、他の祭りとは一味違った神輿振りを楽しませていただきました。舞殿を三周したあとは、締めの差し上げがあって、最後に神輿庫に神輿が入れられて行きました。

城南宮 城南祭3基目の神輿には、私が城南宮から帰る時に遭遇しました。約1時間おきに1基づつ神輿が戻って来るようです。3基目の頃にはすっかり辺りは暗くなっており、今回は見ませんでしたが境内での神輿振りの様子も、提灯の明かりがより映えていたのでしょう。また、機会があれば眺めてみたいと思います。城南祭は夕暮れに戻る神輿が見どころ。機会があればご覧になってみてください。

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    吉村 晋弥(よしむら しんや)

    吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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