東福寺の通天橋周辺の紅葉が見ごろを迎え、連日非常に多くの人で賑わっています。本日(27日)、朝一番に訪れてきました。
紅葉の東福寺は京都で混みあうお寺の筆頭とも言える場所です。観光バスの団体がひっきりなしに訪れ、ツアーの旗がそこかしこに見られます。個人で行かれる場合は、バスではなくて京阪やJRで向うのが賢明です。また、どうしてもボトルネックとなってしまうのが通天橋を望める「臥雲橋」。風景はまさに「紅葉の雲海」で、絶景が広がる場所ですが、尋常でなく混雑します。
同じことが有料拝観エリアの通天橋でも言えますので、予め恐るべき混雑であることを織り込んで、トイレは出来る時に済ませ、イライラしない広い心を持って臨まれるとよいでしょう。ただ、人が集中する場所を除けば、境内は収容力があって隙間があるところも多く、立ち並ぶ大伽藍には圧倒されることでしょう。また、東福寺本体の裏側にある「龍吟庵」も12月7日にかけて特別公開されています。こじんまりとしたお寺ですが、国宝の方丈から眺める紅葉は見事。色づきが通天橋よりは少し遅いので、12月初めにかけて楽しめます。
散策・講座のお知らせ
※散策・講座等のご依頼はこちらから!お気軽にご連絡ください。
- 11月26日(水)【講座を受付中!】
ガイドが語る京都の魅力!定番社寺からこっそり教える穴場まで その1 清水・八坂 - 11月29日(土)【ことぶらさんで受付中!】
早起きは三文の得!紅葉彩る天龍寺の早朝拝観と絶景の嵐山を気持ちよく散策しませんか?
ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。