京都を飾る虹

御池大橋からの鴨川と虹
先日、の綺麗な日がありました。京都各地で見ることができたようです。

七条大橋からの虹9日の京都は、雨が降ったり止んだりの「時雨れ」模様。その雨が太陽の光によって虹を作り出しました。実は、虹は気象現象の中では珍しい部類に入り、アーチ状の美しい虹が架かるのを見られるはラッキーです。晩秋から初冬の京都は時雨れやすいため、まさに「虹の季節」といえるでしょう。虹という漢字は、虫+工で表されますが、虫にはヘビや龍の意味があり、工には貫くという意味があります。古代中国やアフリカではヘビは虹に変化するとの言い伝えがあり、ヘビが空を貫くことで「虹」が架かり、空と地上とをつなぐ橋が出来上がるのです。

七条大橋からの虹なぜ京都は虹が出やすいのか?実は、京都府は、沖縄県・千葉県と並んで、1000mをこえる山が一つも無いために、日本海側からの雨雲や雪雲が入りこみやすく、北山時雨に代表される、初冬の風情が作り出されているのです。遠くの山に虹かかると思い出すのが「むら雲の 絶え間の空に 虹立ちて 時雨過ぎぬる をちの山の端」という藤原定家の歌。「をち」は「遠く」という意味です。今でも同じような情景を目にすることができますね。

五条通からの虹ただ、そろそろ本格的な冬に入って雨は雪へと変わるため、虹も出にくくなってきます。なお、虹は太陽の高さが低くないと出ませんので、再び雪が雨に変わる春になっても、太陽が高くなっているために、秋ほどは虹が出ません。いよいよ本格的な冬も目前で虹のチャンスは少なくなってきますが、雨が降って太陽が出ている時は、ぜひ空を探してみてください。

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