三千院の初午大根焚き

三千院 初午大根焚き
7日にことぶらさんの散策で、三千院の初午大根焚きを訪れてきました。

三千院 初午大根焚きまずは雪の話。京都は13日23時で1cmの積雪を観測。中京区でもうっすらと屋根に積もっています。実況を見ると、もう少し積もる恐れがあり、14日の朝は洛北を中心に雪景色となっているでしょう。ただ、季節は2月も半ば。すでに日差しが強くなり始めており、日が当たると早々に解けてしまうはずです。なるべく早めに出かけて、残り少ない雪景色をお楽しみください。

三千院 初午大根焚きさて、三千院では7日~11日にかけて「幸せを呼ぶ初午大根焚き」が行われていました。大原の畑にて有機農法で栽培された大根を金色不動明王に供えて、無病息災や開運招福を祈願し、大鍋で焚いて参拝者に無料で接待する行事です(三千院の拝観料700円は必要)。寒い冬の大原ですが、この期間中は多くの方が訪れて、ほくほくの大根を口にされていました。

三千院 初午大根焚き大根には血液をサラサラにする効果があり、寒い時期の中風(卒中)除けにもなりますし、春の七草のひとつ「すずしろ」としても知られるように、寒い時期が旬な野菜でもあります。三千院の大根焚きは、大原から都へと薪を売りに来ていた大原女(おはらめ)姿の方から渡していただけます。大根のみのシンプルなものですが、ポン酢とドレッシングで有名な地元の「味工房 志野」さんのおだしで焚かれているそう。冷えた体が温まり、美味しくいただくことができました。日程は年によって変わりますので、よくご確認の上、足を延ばしてみてください。

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