両足院のハンゲショウ

建仁寺の両足院
建仁寺の両足院でハンゲショウ(半夏生)が見ごろです。

建仁寺の両足院建仁寺の塔頭・両足院(りょうそくいん)では、恒例の半夏生の庭の公開が9日まで行われています。今年も先日訪れてきました。毎年のように訪れていますが、年々人が増えて落ち着かなくなってきました。京都は特定の場所に人が偏る傾向が強いですので、善し悪しがありますね。個人的には、茶室・臨池亭に上がり、両足院の月星紋の入った特製のお菓子でお茶を頂きながら、じっくりとお庭を眺めるのがお勧めです。ただ、茶席も人気で昔ほどゆっくりはしづらいかもしれません。

建仁寺の両足院半夏生は、この時期に葉の表側を白く染める不思議な植物。半夏生は半化粧と書くこともでき、緑の葉を一部だけ残して白く変化する様子から「半分だけ化粧をした」、つまりハンゲショウ(半化粧)と呼ばれるようになったとする説があります。また夏至の日から数えて11日目は「半夏生」呼ばれる雑節ですが、田植に関連する節目として日本では大切にされてきました。

建仁寺の両足院その半夏生の時期を知らせるかのように花が咲くため、植物の名前になったともいわれています。現在は梅雨の時期に目を楽しませてくれる植物として知られています。京都では勧修寺や大覚寺など水辺で美しい姿を見せてくれます。両足院では、緑の鮮やかなお庭に純白の半夏生が広がる様子が見事です。

建仁寺の両足院また両足院は解説も充実しています。開山の龍山徳見(りゅうざんとっけん)や、林浄因(りんじょういん)が伝えた饅頭の話などを聞かせてくれます。美しい両足院のお庭。この時期に是非ご覧になってみて下さい。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。

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