祇園祭の宵山が始まり、京都の夜が大いににぎわっています。今年の新しい授与品をご紹介します。
14日の京都は36℃を超える厳しい暑さとなりました。15日も十分にご注意ください。さて、宵山で賑わう山鉾町。岩戸山では食べられる粽が登場していました。料金は3本1000円と5本で1500円。今年初めて販売するということで、試しに買ってみました。「本日中にお召し上がりください」と書かれており、日持ちはしませんのでご注意を。中は、5月の端午の節句でいただけるような一般的な粽で、味は美味。金色の紐で結ばれた粽は茶色で黒糖のようでした。
また山伏山では「茅の輪たわし」なるものが登場しました。例年、創意工夫に富んだ新しい授与品を出す山です。山伏山では厄除けの茅の輪くぐりを行うことができ、その茅の輪の形に似た「たわし」を用意されたようです。料金は900円。シュロを使った天然素材のたわしだそうで、汚れとともに厄を落としてほしいとの願いが込められているそう。山伏山は宮城県の岩沼市と交流があり、買えば震災復興資金となる授与品もあります。16日までの宵山期間中に訪れてみてください。
散策・講座のお知らせ
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- 7月15日(水)【受付中!】
【祇園祭】前祭の山鉾散策!各鉾の物語やご利益をご案内 - 7月17日(金)【満員御礼!】
動く美術館と言われるほど豪華絢爛な山鉾巡行!巨大な山鉾が巡行する様子をガイド付きで見学! - 7月18日(土)【ことぶらさんで受付中!】
どこに行くか分からない100%アドリブガイド!ルーレットを回して京都の碁盤の目を練り歩きましょう! - 7月20日(月)【ことぶらさんで受付中!】
後祭の曳き初め!道幅の狭い新町通で巨大な曳山を引っ張りましょう! - 7月21日(火)【ことぶらさんで受付中!】
AMの部 祇園祭後祭をたっぷりガイド!後祭の山鉾の物語を解説します! - 7月21日(火)【ことぶらさんで受付中!】
PMの部 祇園祭後祭をたっぷりガイド!後祭の山鉾の物語を解説します!
ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。