祇園祭 山鉾曳初め 2015年

長刀鉾の曳初め
祇園祭の行事、7月12日・13日に山鉾の曳初めが行われました。

長刀鉾の曳初め今年の祇園祭は、宵山と巡行が全て平日となり、土日しか休みが取れない方にとっては厳しい巡り合わせとなりました。そんな中で、12日(日)に行われて大いににぎわったのが、曳初めでした。本番の山鉾巡行では綱を握ることができるのは事前に決められたボランティアなどに限られ、しかも男性のみですが、曳初めの時は観光客も含め老若男女誰でも綱を握って山鉾を曳くことができます。綱を握れば無病息災で過ごせるとされています。

鶏鉾の曳初め何より大きくて豪華な山鉾を自らの手で動かせる貴重な機会とあって、祇園祭の行事の中でも一番好きだというかたもおられるほどです。今年は「ことぶら」さんのコースでご案内をさせていただきました。ご参加いただきまして、ありがとうございました。ちょうど鶏鉾の曳初めを目の前で見ることができました。

長刀鉾の曳初め散策が終わったあと、個人的に長刀鉾の曳初めを見に行ってきました。今年から四条通の車道が狭くなった関係で、鉾を曳く人以外は歩道に上がるように警察から指示されていました。長刀鉾は富小路通まで動くため曳かれる距離が長いのが特徴です。鉾の上ではお稚児さんによる稚児舞も行われており、お稚児さんへの声援も送られます。今回は長刀鉾が町内に戻る場面を見ることができました。最後にお稚児さんが、退く場面は動画もありますのでぜひご覧ください。鉾を下りるまで気を抜かず務めを果たす姿には胸が熱くなりました。

放下鉾の曳初め13日には新町通の山鉾の曳初めがあり、放下鉾を曳くことができました。新町通は基本的に北に高く南に低い坂道となっており、特に南へ進む際には鉾を後ろへ引っ張ってブレーキをかける綱もあります。放下鉾ではこの後ろの綱も引くことができ、よく知っている方はこの綱を握ります。体重が持っていかれるような強い力を感じる場所です。今年は多くの人で賑わった曳初めですが、来年以降も安全に気を付け、町内の方の指示に従って曳初めをお楽しみいただければと思います。


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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。

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