千本釈迦堂のお精霊送り

千本釈迦堂 お精霊送り
16日は千本釈迦堂でもお精霊送りが行われていました。

千本釈迦堂 お精霊送り西陣では千本ゑんま堂のほかに千本釈迦堂でも六道参りやお精霊(しょらい)送りが行われます。一般的に六道まいりと言えば東山の六道珍皇寺の名前が挙がりますが、実は千本釈迦堂でも同じ呼称の行事が8日~12日にかけて行われています。千本釈迦堂は洛中最古の本堂が知られていますが、貴重な仏像も多数あり、その中に仏師・定慶(肥後別当定慶)による六観音像があります。

千本釈迦堂 お精霊送り六観音は33のお姿に変化をするという観音菩薩の姿のうちの6種類のことで、それぞれが死後に行く6つの世界(六道)を救うとされます。具体的には、人間道は准胝観音、天道は如意輪観音、修羅道は十一面観音、餓鬼道は千手観音、畜生道は馬頭観音、地獄は聖観音に対応しています。こうした六道にまつわる観音像を祀るところから「六道参り」が千本釈迦堂でも行われているのです。

千本釈迦堂 お精霊送りそして16日がお精霊送りになります。先祖の霊を送る送り鐘は本堂の正面で撞くことができます。正直なところ、音はゴーンではなくバーンという感じですが、先祖を送る鐘は境内に響いていました。ちなみにかなり大きな音がしますので、綱は軽く引くのがよいでしょう。六道参りやお精霊送りの日は、秘仏の本尊・釈迦如来像も公開されます。16日は観光バスで団体が訪れたり、手作り市が催されるなど、比較的賑わっていました。お盆の時期の千本釈迦堂にもいちど参拝に訪れてみてください。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。

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