9月19日・20日に、京都市美術館でのプロジェクションマッピング、岡崎ときあかりが行われました。
京都市美術館でのプロジェクションマッピング「岡崎ときあかり」。今年も「岡崎ハレ舞台」の一環として開催されました。このイベントは2011年に初めて実施されたもので、昼間とは異なる夜の魅力を提案しようと、平安神宮の大鳥居のライトアップや、プロジェクションマッピングが目玉になっています。副題は「あかりとアートのプロムナード」です。
平安神宮の大鳥居のライトアップも目を引きます。大鳥居は常にライトアップはされておらず、夜空に浮かぶ姿を目にできるのは大変貴重な機会です。高さは24mで堂々たる存在感があり、やはり何度見ても美しい光景。今年も楽しませていただきました。
さて、「岡崎ときあかり」では、たくさんのクリエイターたちの作品が次々に上映されていきます。プロジェクションマッピングは、音楽と映像の総合芸術で高いセンスが求められ、個性豊かな作品たちを多くの方が見に来られていました。今年は琳派400年という節目の年に当たるため、映像テーマを「現代の琳派」が指定されています。特徴的なデザインや過去の作品たちが登場する作品もありました。
最優秀賞に選ばれたのは「スタジオ今鹿570(イマシカ・ゴーナナゼロ)」の作品で、作品名は「animism~いにしえよりいたる ひかり」です。和来(にぎらい)の曲「いにしえよりいたるひかり」との融合が素晴らしかったと思います。説明によると「美術館に忍び込もうとする男。彼の迷い込んだ世界とは?」というコンセプトだそう。動画もありますのでよければご覧になってみてください。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。