梅小路公園の藤袴と和の花展

藤袴と和の花展
梅小路公園の朱雀の庭では、12日まで藤袴の花を中心とした藤袴と和の花展が行われています。

藤袴と和の花展梅小路公園では、毎年この時期に藤袴の鉢植えが登場して甘い香りを漂わせています。京都では2008年の源氏物語千年紀の頃から3年間「守ろう!藤袴プロジェクト」が行われ、各地に藤袴が植えられました。KBS京都放送で盛んにCMを行っていたので、覚えている方もおられることでしょう。藤袴は、秋の七草のひとつで、源氏物語にも「藤袴」の帖があるように、古くから日本人に親しまれてきた花です。しかし、近年は数が減り、絶滅危惧種に選定されています。

藤袴と和の花展1998年にその野生種が大原野の古池で発見され、先述のプロジェクトで、京都中に広がっていきました。梅小路公園の「藤袴と和の花展」も、近年の恒例行事として、毎年楽しみにされている方もおられるでしょう。この時期の「朱雀の庭(200円)」には、藤袴を目当てにいつもより多くの方が訪れています。清楚なその花は、日本らしい雰囲気を持っていますね。多くの花が視界に入りこむと、秋らしさを感じてくるのが不思議です。藤袴の花は、意外な程の甘い香りを持っていますので、花に囲まれているのも心地がよいです。

藤袴と和の花展いつもならば藤袴の甘い香りに誘われて、蝶がたくさん飛んでくるのも魅力の一つなのですが、この日は天気の関係か時期の関係か、蝶はほとんど見かけませんでした。ただ遠くに1羽のアサギマダラを見かけました。アサギマダラは南西諸島や台湾へと長い旅をする渡り蝶でもあり、藤袴の甘い蜜を吸いながら羽を休めているようでした。藤袴と和の花展は12日までです。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。

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