亀岡祭 山鉾巡行 2015年 辻回しの様子

亀岡祭 山鉾巡行
10月25日に行われた亀岡祭の山鉾巡行。辻回しなどの様子です。

亀岡祭 山鉾巡行亀岡祭の山鉾巡行では、旅籠町通~柳町通で11基の山鉾がすべて通過していきます。辻回しを繰り返しながら、各町内からこの通りに巡行順に集まって来た山鉾が、途中で「くじ改め」を行います。その所作は祇園祭さながら。奉行役の市長さんへの粽の献上もあり、まさに祇園祭そっくりです。亀岡祭の山鉾巡行最大の見どころとあって、くじ改めの場所はたいへんな混雑となっています。

亀岡祭 高砂山の姥と尉祇園祭と同様ながら、違っているのは各山鉾のモチーフに応じて仮装した存在が出てくることでしょうか。高砂山では「尉」と「姥」に扮した少年少女が出てかわいらしく、手に持っているのが竹ぼうきと熊手というのも面白いです。羽衣山では同様に天女と漁夫姿の子どもが登場していました。ガチガチの神事ではなく、こうした遊び心があるところも亀岡祭の魅力かもしれません。くじ改めが終わると山鉾が市長の前に進み、中には大型の山でも辻回しの要領でその場で1回転するものもあり、喝さいを浴びていました。

亀岡祭 山鉾巡行くじ改めが終わると山鉾はそのまま真っ直ぐ進んでいきますが、最大の難所がその先の交差点。宵山では稲荷山が出る、形原神社の前の通りです。道がやや食い違っていてさらに狭く、微妙な方向転換をして進まねばなりません。車輪の下には”かぶら”と呼ばれる”てこ”を挟ませ、山鉾をスライドさせながら、あるいは辻回しの時のようにその場で向きを変えながら、乗り越えていきます。

亀岡祭 山鉾巡行巡行を終えた山鉾は各町内に戻って行きました。亀岡祭の山鉾は、老若男女を問わず町内の人たちによって綱を引かれ、音頭取りも子どもさんもいれば女性もいたり、威勢のよい男性の山鉾もあったりします。囃子方は子どもたちが務めるところが多いですが、大人のところもあったりなど、山鉾ごとに様々な個性が楽しめるのも祇園祭との違い。似て非なるお祭りですが、きっと祇園祭ファンならばテンションが上がるはずです。爽やかな秋空を巡行する山鉾の雄姿は亀岡祭ならでは。機会がありましたら、ぜひ足を延ばしてみてください。


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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。

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